金融&IT業界の情報サイト
 
 


 
【IT業界ニュース】 >> 記事詳細

2014/11/14

【ISID】ISID、国債決済照合ファイル授受サービス「SFX」を提供開始~金融機関30社が導入、迅速かつ正確な照合業務をクラウドで支援~

| by:ウェブ管理者
株式会社電通国際情報サービス(本社:東京都港区、代表取締役社長:釜井 節生、以下ISID)は、国債取引の決済に関わる照合業務に特化したSaaS型ファイル授受サービス「SFX(エスエフエックス:Secure File eXchange)」を開発し、このほど金融機関向けに提供を開始しました。すでに資産管理系信託銀行、大手国内証券会社、大手外資系証券会社など30社に採用され、稼働を開始しています。


現在日本では、国債決済リスク軽減策の一環として決済期間短期化が段階的に進められています。すでに2012年4月には決済期間が取引日の3日後(T+3)から2日後(T+2)に短縮され、さらに2017年度からは取引日の翌日(T+1)になることが予定されています。これに伴い関係金融機関では、国債注文後の出来通知照合※1や合算決済時のネッティング照合※2などの業務をより迅速かつ正確に行うことが求められており、本サービスはそうしたニーズに応えてISIDが独自開発したものです。

「SFX」の概要と機能

「SFX」は、国債取引に際して金融機関同士がやり取りする各種照合用ファイルを、簡便な操作で、安全かつ正確に授受することができるSaaS型クラウドサービスです。通信並びにデータベースの暗号化によるセキュアな環境を提供するとともに、国債決済の照合業務に特化したきめ細かい誤送信防止機能や承認機能を備えています。「SFX」の利用により、金融機関は従来のFAXや自社システムによる運用では回避困難であった人的ミスを抑制し、照合業務の効率化・迅速化を実現することができます。またインターネット経由でWebブラウザから操作できるため、短期間で利用を開始することが可能です。

「SFX」が提供する特徴的な機能は、次の通りです。

(1)誤送信防止機能

以下の送信制限により、誤送信を防止
業界指針に則ったファイル名でない場合、送信不可
事前登録されていない相手先への送信不可
業界指針に則って記述された正しい相手先、業務区分でない場合、送信不可


(2)送信時承認機能

送信の際、予め設定した承認者による承認機能を利用可能


(3)自動アップロード機能

処理件数の多いユーザー向けに、所定のフォルダに保存された送信ファイルを定期的に自動アップロードする機能を提供(有償オプション・要専用ソフト)


原文はこちら
http://www.isid.co.jp/news/2014/1114.html

17:03 | IT:一般
 

【免責事項】
サイト掲載情報の正確性、および完全性については最善を尽くしておりますが、その内容を保証するものではございません。また利用者が当サイト、およびサイトに関連するコンテンツ、リンク先サイトにおける一切のサービス等を利用されたことに起因、または関連して生じた一切の損害(間接的、直接的を問わず)について、当社、当サイト、投稿者および情報提供者は一切の責任を負いません。

Copyright © 2010- GoodWay Inc. All rights reserved.