2016年5月16日(月)、みずほ銀行は、2月にグランドオープンした鉄鋼ビルディングにおいて、オムニチャネル時代への対応を目指す次世代型店舗、「八重洲口支店(新型店舗)移転オープニングセレモニー」を開催した。
"みずほFinTech"への取組みを体験できるコーナーの設置や、TV会議システムを活用した新たな「銀行・信託・証券」サービスの提供、相談カウンターの個室化、インターナショナルATMの設置など、新しい銀行店舗のあり方を追求したという。
冒頭に、みずほ銀行 頭取 林 信秀氏より、お礼の言葉と共に、バーチャルとリアルの結節点となる新しいコンセプトや機能を取り込んだオムニチャネル時代の新しいみずほの時代を切り拓く店舗として、総合金融グループを目指していきたいと挨拶。従来型カウンターを無くし、銀行・信託・証券の専門機能をしっかりご案内できるブースや首都圏の顔として外国人観光客に便利なインターナショナルATMの設置、窓口営業時間後でもテレビカウンターにより口座開設がその場で出来るようにするなど、利便性を体感できる新しいトライアルを行う思い切ったデザインにしたと語った。その後、来賓代表からの挨拶に続き、みずほ銀行・みずほ証券・みずほ信託銀行の役員によるオープニングを祝うテープカットが行われた。 そして、9時の開店。新たに移転オープニングした八重洲口支店に、早速、最初の利用者が訪れ、八重洲口支店のスタッフ全員が業務にあたる。 その後、林氏、および、八重洲口支店 八重洲口第一部 支店長 兼 部長 磯貝 和俊氏との囲み取材へ。FinTechコーナーでは、デジタルサイネージが設置され、「みずほダイレクト(インターネットバンキング)」、「SMART FOLIO(資産運用アドバイザリーサービス)」、「IBM「Watson」搭載Pepper(宝くじについて質疑応答)」など、さまざまな新しいテクノロジーが体験できる。
2016年5月13日(金)、オープニングセレモニーに先立ち、メディア向けに事前内覧会が行われた。東京駅からほど近い真新しいビルに白を基調としたインテリアデザインとガラス張りの広い店舗空間には光が差し込み、明るく親しみやすい雰囲気が広がる。FinTechコーナーでは先進的な人工知能やロボット連携が紹介されるなど、これからの銀行店舗のあり方を、実際に人々が行き交う現場の中で追求し、進化し続ける店舗として、新しい時代を感じさせる今後のイノベーションを楽しみに期待したい。
(取材、撮影、記事、編集・制作 : GoodWayメディアプロモーション事業部 @株式会社グッドウェイ )