アナリティクスのリーディング・カンパニーであるSAS Institute Japan株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:堀田徹哉、以下 SAS)は、「SAS Data Management」の最新版を国内提供開始し、必要なデータへのアクセスをより一層向上させるために、データ・マネジメントの製品ポートフォリオを強化しました。最新版のSAS Data Managementは、業務部門ユーザー向けにセルフサービス機能を拡張することで、ビッグデータ活用を容易にし、より迅速かつ的確な意思決定を下せるよう支援します。
「SAS Data Loader for Hadoop」を含むSAS Data Managementの最新版は、Hadoop上でのエンタープライズ・データの準備、データ・アクセスの拡大、クラウド対応の強化、Hadoopデータのガバナンスとセキュリティーの強化を図っています。また、Hadoop上のデータであっても、業務部門ユーザーがIT部門に頼ることなくポイント&クリックでデータを加工できるセルフサービス機能を拡張しています。この一連の機能を網羅的に提供するアダプティブ・データマネジメントにより、ユーザーは信頼性の高いデータを使って、より良い意思決定を迅速に行えるようになります。
塩野義製薬株式会社(以下 塩野義製薬)は、SAS Data Loader for Hadoopを活用してビッグデータの準備、統合、クレンジングを行っています。塩野義製薬 解析センター データサイエンス部門サブグループ長の北西由武氏は2016年4月に開催されたSAS Global Forum 2016において、次のようにコメントしています。「SAS Data Loader for Hadoopはセルフサービス方式のアクセスを提供してくれるため、ビッグデータの解析担当者はコードを記述することも、IT部門に負担をかけることもなく、データの準備とクレンジングが可能となります。社内ソースとオープン・データソースの両方へのセルフサービス方式による迅速なアクセスを可能にしてくれるため、医薬品開発におけるより適切な仮説設定や意思決定に貢献できます。これによりデータ活用力を強化し、業務部門とIT部門間のやりとりを減らして業務効率を上げることができます」