バーゼル銀行監督委員会(以下、「バーゼル委」)は、11月27日、「オペレーショナル・レジリエンスのための諸原則及び健全なオペレーショナル・リスク管理のための諸原則の改訂の適用状況に関するニューズレター」(原題:Supervisory newsletter on the adoption of POR and PSMOR)を公表しました。
バーゼル委では、業務への重大な影響や金融市場における広範な混乱につながりうるオペレーショナル・リスク関連の事象に対する銀行の耐性強化等を促進するため、令和3年3月に「オペレーショナル・レジリエンスのための諸原則(原題:Principles for operational resilience<POR>)」及び「健全なオペレーショナル・リスク管理のための諸原則の改訂(原題:Revisions to the principles for the sound management of operational risk<PSMOR>)」(https://www.fsa.go.jp/inter/bis/20210402/20210402.html)を公表しました。その後、バーゼル委では、令和5年初めに各法域における両諸原則の適用状況を確認しました。本ニューズレターは、この確認結果を整理しています。