2024年2月27日(火)、一般社団法人サステナビリティデータ標準化機構は、全国銀行協会の銀行会館会議室にて「SDSCハンドブックver1.0説明会」を開催した。
サステナビリティデータ標準化機構は、「あらゆる意思決定に役立つ、中堅中小企業に特にフォーカスしたサステナビリティの情報開示」を目指して設立された。関係省庁のオブザーブのもと、日本国内の多様な金融機関、中小企業関連団体、その他の関係企業・団体とともにサステナビリティデータ開示を浸透・促進する活動を行っている。
今回の説明会では活動の成果としてSDSCハンドブックver1.0が完成し、その内容、そして今後の展望について語られた。
池田 賢志氏(金融庁 総合政策局 参事官 チーフ・サステナブルファイナンス・オフィサー)と、稲村 晃希氏(環境省 大臣官房 環境経済課 環境金融推進室 室長)より、基調講演が行われた。
その後、今回のハンドブックを作成された関係者より、今後の展望などが語られた。
長澤 祐子氏(SBI新生銀行 執行役員サステナブルインパクト推進部長) 宇佐美 剛氏(滋賀銀行 総合企画部 サステナブル戦略室 兼 営業統括部 ESGファイナンスチーム 参事役)
桑原 大祐氏(トーマツ リスクアドバイザリー事業本部 パートナー)
桑原 哲也氏(オルタナティブデータ推進協議会 マーケティング&コミュニケーション委員会 委員長)
サステナビリティデータ標準化機構は今後の予定として、2024年9月末までにハンドブックver.1のリリースおよび利用開始(試行・実運用)、事務局による利用結果集計、ハンドブックver1.0の微修正(ver1.1以降の公開)、次年度の改訂に向けた調査・検討を目標に掲げている。
今回のハンドブックの発表をきっかけに、様々な企業がサステナビリティに対して強い関心を持ち、あらゆるシーンでサステナビリティへの取り組みにつながることに期待したい。
(取材、記事、編集・制作 : GoodWayメディアプロモーション事業部 @株式会社グッドウェイ )