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2017/01/30

【金融庁】外為決済リスクに係るラウンドテーブル(第1回)議事要旨について公表

| by:ウェブ管理者
1.日時:
平成28年12月16日(金)15時30分~17時30分

2.場所:
中央合同庁舎第7号館13階 金融庁共用第一特別会議室

3.議事内容:
○我が国における外為決済リスク削減の課題等について、金融庁、日本銀行、CLS東京事務所、東京外為市場委員会、信託銀行等より説明。その後、参加者間で議論を行った。

主な意見は以下のとおり。

・外為決済リスク削減のため、信託勘定における同時決済の導入に向けた取組を進めるべき。
・CLSの取扱通貨を発行している中央銀行により構成される協調オーバーサイト委員会が、CLSを厳格にモニタリングしており、CLSの業務やリスク管理に関する重要な変更に対して拒否権を有する。
・同時決済の導入にあたっては、CLS銀行における決済可能な時間帯が限定的であることによる資金効率の低下、必要な日中流動性の確保、関係者の業務フローの複線化等の課題がある。
・今後、議論を効率的に進めるため、事務レベルで優先的に同時決済を行うべき対象を絞り込んだ上で、解決案の叩き台を作ってはどうか。
・海外のファンドにおける同時決済導入のベストプラクティスについて情報収集し、法制度等が異なるなかで、日本においてどのように実施が可能なのか検討してはどうか。

○上記議論を受け、事務局から、信託勘定における同時決済を優先的に進めるべき対象を絞り込んだ上で、具体的な解決策について事務レベルで協議し、作成する叩き台を踏まえて、次回以降のラウンドテーブルで議論することにしたいと取りまとめ。


原文はこちら
http://www.fsa.go.jp/singi/roundtable/gijiyousi/20161216.html

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