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2022/01/31

【パロアルトネットワークス】みんなの銀行、フルクラウドバンキングシステムにクラウドネイティブセキュリティプラットフォーム「Prisma Cloud」を導入

| by:ウェブ管理者
~ クラウドネイティブ環境全体にまたがりセキュリティ強化、CI/CDツールと連携しDevSecOpsを実践 ~

パロアルトネットワークス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役会長兼社長:アリイ・ヒロシ、以下パロアルトネットワークス)とマクニカソリューションズ株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:畠山 義秀、以下マクニカソリューションズ)は、株式会社みんなの銀行(本社:福岡県福岡市、代表取締役頭取:横田 浩二氏、以下みんなの銀行)のフルクラウドバンキングシステムに、パロアルトネットワークスのクラウドネイティブセキュリティプラットフォーム「Prisma(R) Cloud」が導入されたことを発表します。
みんなの銀行は、2021年5月にサービスを開始した国内初のデジタルバンクであり、ふくおかフィナンシャルグループによるデジタルトランスフォーメーション(DX)推進戦略のひとつとして設立されました。同行は、未来の銀行ビジネスに対応するために、先駆けてフルクラウドのバンキングシステムをゼロベースで構築しました。このバンキングシステムは、マイクロサービスアーキテクチャをベースとし、アプリケーションはコンテナ環境で構成され、Kubernetesで運用管理をする、クラウドネイティブな環境が採用されています。

バンキングシステムにおいて、安定性や可用性とあわせて重要となるのがセキュリティです。みんなの銀行は、コンテナおよびKubernetesクラスタ実行を含む、バンキングシステムのクラウドネイティブ環境全体のセキュリティ強化と可視化のために「Prisma Cloud」を導入しました。また同行は、開発から運用の各段階で脆弱性を組み込んでしまうといったセキュリティリスクを軽減すべく、開発の初期段階からセキュリティを考慮する「シフトレフト」のアプローチであるDevSecOpsを実践し、稼働前のバンキングシステムや各アプリケーションにPrisma Cloudを組み込み、CI/CD(継続的インテグレーション/継続的デリバリ)ツールと連携して開発が進められました。

Prisma Cloudは、パロアルトネットワークスのパートナー企業であるマクニカソリューションズの導入・設定支援の下、バンキングシステムの本番環境において稼働しています。Prisma Cloudの多彩なセキュリティ機能のうち、Webサイトとスマートフォンアプリ環境を対象として、コンテナイメージの脆弱性管理やコンプライアンス管理、コンテナおよびKubernetesクラスタ実行環境で稼働するアプリケーションの挙動を監視するランタイム防御、アクセス制御といった機能が活用され、インシデントの発生を抑え、クライドネイティブなバンキングシステム全体のセキュリティを高めています。

また、複数リージョンに跨るクラウド全体のセキュリティを包括的に運用・監視できるようになり、脆弱性診断やインシデント発生時の原因究明も自動化されたため、運用管理の負荷も軽減しています。


原文はこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000059751.html

15:06 | IT:一般
 

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