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2021/10/06

【熊本銀行】「デジタル化支援コンサルティング」のサービス開始について ~地域企業の業務効率化をサポート~

| by:ウェブ管理者
株式会社熊本銀行(取締役頭取 野村 俊巳)は、地域企業におけるデジタルを活用した業務効率化をサポートするため、下記のとおり「デジタル化支援コンサルティング」のサービスを開始しますのでお知らせいたします。

1.背景・目的
中小企業は、人口減少等の環境変化により人手不足が深刻化し、業務効率化・労働生産性の向上が喫緊の課題であり、その解決手段としてデジタル化への取組みが期待されています。
しかしながら、「社内におけるデジタル人材の不足」や、「相談相手が不在」等の問題を抱えており、デジタル化は十分に進展していないのが現状です。
そのような背景を踏まえ、当行が地域の中小企業におけるデジタル化に関する相談相手となり、活用方法をサポートすることで課題を解決し、持続的成長に貢献してまいります。

2.サービス開始日
2021年10月6日(水)よりサービスを開始いたします。

3.サービスの概要
十八親和銀行が2年前から長崎で実施してきました「デジタル化支援コンサルティング」の経験や実績を活かし、熊本においても熊本銀行が展開を始めるものです。具体的には、デジタル化支援コンサルタントとして育成した行員(ITコーディネータ※資格保有者)が、中小企業のお客さまのデジタル化ニーズを捉え、課題解決に向けた支援を行います。先ずは業種や業態に関係なく存在する間接業務(情報共有・財務会計・勤怠給与等)について、クラウドサービスを活用したデジタル化を支援します。加えて、業種毎に異なる基幹業務システム(販売管理、在庫管理、生産管理システム等)のデジタル化についても順次支援していきます。

※ITコーディネータとは、2001年に設けられた経済産業省の推進資格です。
経営に役立つIT利活用に向け、経営者の立場に立った助言や支援を行い、IT経営実現を支援する人材です。

4.経済産業省との社会実験の取組みについて
国は中小企業のデジタル化・DX化を推進するため、補助金等の各種支援策を整備していますが、なかなか有効に活用されていない現実があります。他方で、地域金融機関にはそれら支援策を活用し、中小企業のデジタル化を推進する役割が期待されています。
そこで、経済産業省とFFG(ふくおかフィナンシャルグループ)傘下の熊本銀行、福岡銀行、十八親和銀行は、国の各種支援策を地域金融機関が地場のITベンダー等と連携して推進することで、中小企業に対して効率的・効果的に活用できないかを検証するために、社会実験として取り組むこととしました。
具体的には、補助金の効果的な活用方法や、手続き・検証の効率化等、有効に活用出来る仕組みの検証を行います。
なお、経済産業省と金融機関が連携して中小企業のデジタル化を推進する取組みは、全国でも初めての取り組みとなります。


原文はこちら
https://www.kumamotobank.co.jp/pdf/20211006release.pdf

15:01 | 金融:銀行
 

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