2014年7月22日(火)・23日(水)、新日鉄住金ソリューションズは、野村コンファレンスプラザ日本橋で開催された「GMS2014(Global Market Solutions)金融市場国際フォーラム」において、Diva Analytics 代表取締役 高田 勝己 氏を講師に招き「デリバティブ当初証拠金の計算モデルとプライシング」と題する講演を行った。「証拠金(Margin)」、「VaR の基礎」、「JSCC での当初証拠金」、「LCH.Clearnet のSwapClear での当初証拠金」のほか、「イールドカーブのリスクファクター」、「金利Vol のリスクファクター」等をテーマに受講者に分かり易く解説が行われた。
また、講演では、現在JSCC(日本証券クリアリング機構)やLCH(EU圏内で最大規模の清算機関)で実装されている当初証拠金の計算方法の概要を示し、2015 年末から順次始まる予定である相対取引の当初証拠金計算方法の具体例を示した。さらに、当初証拠金がCVA(信用評価調整:Credit valuation adjustment)、DVA(債務評価調整:Debt valuation adjustment)、FVA(調達評価調整:Funding valuation adjustment) に与える影響について考察し、当初証拠金を織り込んだデリバティブの評価式について解説した。
最新リスク管理プラットフォーム「MisysGlobalRisk」のご紹介
リスク管理に求められる要件は常に進歩しています。今回、弊社の展示ブースでは、リスク管理の最新プラットフォームである「Misys Global Risk 」をご紹介しました。
「Misys Global Risk」は市場・信用・流動性・ALMリスク管理の統合プラットフォームであり、かつ最新のテクノロジーにより、計算負荷の高いCVA、PFEの高速処理やますます複雑になるストレスVaRシナリオに対応しています。
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(撮影:GMS2014事務局 / 記事・編集・制作:柴田 潔 @株式会社グッドウェイ )