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2015/05/29

【SCSK】netXDC千葉第2センターを開設 ~公共・金融機関にも適合する安全性と信頼性を実現~

| by:ウェブ管理者
SCSK株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:大澤 善雄、以下SCSK)は、国内9拠点目となる新データセンター「netXDC千葉第2センター(以下当センター)」の建設を完了し、SCSKの「安全・安心なデータセンター」(ティア4準拠)の中核拠点として、5月1日からサービス提供を開始しました。

なお、当センターの開設により、SCSKの全データセンターの延床面積は約70,000m2となりました。

1.環境・設備
(1) 安全性

当センターは、近隣に主要活断層が無く強固な洪積台地の地盤であり、海岸から20km以上離れ海抜22.5mに位置しているため、事業継続上不可欠となるデータを大規模な災害や障害から守ります。

(2) 信頼性

横揺れ対策としての基礎免震構造に加え、縦揺れ対策に垂直制震ダンパーを採用することで、地震の揺れを最大80%減衰させます。さらに電源供給では異なる変電所2系統からのループ受電により、当センターまでの経路が二重化されています。一方の経路で障害が発生した場合、残りの経路で受電が行える安全設計になっています。障害時には、無給油連続72時間運転可能な自家発電装置を有し、災害時の給油体制では専門業者と優先供給契約を締結し、給油が途切れることなく電源を供給することができます。また、外部に接続するネットワークは、異局接続で提供しており、柔軟な設計による冗長化を可能としています。

2.運用

当センターは隣接するnetXDC千葉センターと体制を一元化し、既に実績あるサービスマネージャーと運用のベストプラクティスを体系化したITILに準拠したプロセス、サービス提供状況を可視化した基盤の三つを組み合わせることで、高品質なITサービスを提供しています。さらにオペレーションを自動化することで、人的ミスの排除や効率化を実現しています。またSCSKが運営する全データセンターを接続するネットワークは経路全てが冗長化されています。これにより、兵庫県三田市で運営する郊外型データセンター「netXDC三田センター」とのディザスターリカバリー連携においても、高いビジネス継続性を確保しています。


原文はこちら
http://www.scsk.jp/news/2015/press/product/20150528.html

17:00 | IT:一般
 

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