昨今、フィッシング詐欺やマルウェア感染により、インターネットバンキング利用者の預貯金が別口座に不正送金される事件が急増し、警察庁の発表では、2014年上半期(1~6月)の被害総額は18億5200万円となり、昨年の約9倍に増加しています。そのような不正送金の手口が巧妙化するなかで、最近では、利用者がインターネットバンキングシステムにログインした後にブラウザを乗っ取り、情報を改ざんするMITB(Man in the Browser)攻撃(※1)が増えつつあります。IIJ不正送金対策ソリューションは、従来のウイルス対策ソフトでは検知が難しいバンキングマルウェア(※2)感染によって不正送金を行うMITB攻撃への根本的な防御対策として有効なソリューションです。