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2013/10/09

【金融庁】金融政策決定会合議事要旨(9月4、5日開催分)

| by:ウェブ管理者
Ⅰ.金融経済情勢等に関する執行部からの報告の概要
1.最近の金融市場調節の運営実績
金融市場調節は、前回会合(8月7、8日)で決定された方針( 注)に従って、長期国債の買入れ等による資金供給を行った。そのもとで、マネタリーベースは169~ 177 兆円台で推移した。


2.金融・為替市場動向
短期金融市場では、金利は、長めのゾーンを含め、低位で推移している。無担保コールレート(オーバーナイト物) は、0.1%を下回る水準での動きとなっている。GCレポレートは、総じて0.1%程度で推移しているが、幾分弱含む場面もみられている。ターム物金利をみると、短国レートは、いずれのタームも0.1%をやや下回る水準で推移している。長めのターム物の銀行間取引金利は、横ばいとなっている。
長期金利についてみると、米国金融政策を巡る思惑や米欧経済指標の市場予想比上振れを背景に米独長期金利が上昇しているものの、日本銀行による国債買入れや本邦株価が幾分下落していることもあって、概ね横ばい圏内の推移となっている。株価(日経平均株価)は、中東情勢を巡る不透明感などを背景に、米国やアジア新興国の株価が下落したことを受けて、幾分下落している。REIT価格は幾分下落している。社債流通利回りの対国債スプレッドは、一部に拡大した銘柄がみられるものの、総じてみれば、投資家の底堅い需要を背景に、ごく緩やかながら縮小してきている。為替相場をみると、円の対米ドル相場は、米国経済指標が堅調に推移したことなどから円安方向の動きとなり、足もとでは99 円台で推移している。


原文はこちら
http://www.boj.or.jp/mopo/mpmsche_minu/minu_2013/g130905.pdf

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