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2018/10/02

【ラック】ラック、低価格なセキュリティ監視サービスを実現するサービス基盤「CloudFalcon」を提供~中堅・中小企業のセキュリティ対策の底上げに貢献~

| by:ウェブ管理者
株式会社ラック(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 西本 逸郎、以下 ラック)は、セキュリティアナリストによる高度な監視サービス「JSOC MSS(マネージド・セキュリティ・サービス)」のノウハウを投入した、自動セキュリティ監視システム「CloudFalcon(クラウドファルコン、以下 本システム)」を新規開発し、本日より提供を開始いたします。また今後、AIを活用したより高度な機能への拡張も予定しています。

クラウド上の稼動とすることで、高品質ながら低価格でセキュリティ監視サービスを提供することが可能となり、中堅・中小企業の導入が進み、国内のセキュリティ対策の底上げが期待できます。

近年、情報の窃取だけではなく、ランサムウェア等による巧妙なサイバー攻撃を受け、自社グループおよび取引先の生産活動や事業活動が停止に追い込まれる被害も増加しており、企業はグループ全体、ならびにサプライチェーンを含めたセキュリティレベルの向上が急務となっています。

サイバー攻撃は、このような直接的な被害に加え、取引先などへの攻撃の起点として悪用されるため、大手企業のみならず中堅・中小企業も適切なセキュリティ対策への要求が高まっています。サイバー攻撃への対応は、セキュリティ対策製品だけでは対処しきれないため、JSOCのような高度なセキュリティ監視が有効ですが、自社内で対応するには人材の確保や運用ノウハウの蓄積が難しく、またアウトソーシングするにも運用費用が大きな負担となるため、中堅・中小企業の導入は浸透していません。

こうした背景を受けラックは、大手企業向けに提供してきたJSOC MSSサービスで使用しているセキュリティ監視分析システム「LAC Falcon」をベースに、自動で高度かつ高品質なセキュリティ監視を実現するシステム「CloudFalcon」を開発するに至りました。

本システムは、LAC Falconで開発してきた20万を超える分析ルールに加え、JSOCやサイバー救急センターなどサイバー攻撃の最前線で得られる脅威情報から新たに生成される分析ルールを適用させていきます。そのため、専門のセキュリティアナリストの判断を要せずに、高度で高品質なセキュリティ監視ができ、クラウド上でシステム稼動させることにより費用・運用負荷の大幅低減も実現します。さらに今後、AIによる分析ルール自動生成機能を拡張する予定です。

本システムの導入により、中堅・中小企業の方々へも導入しやすい価格帯でサービス提供を行うことができ、幅広いお客様のセキュリティ対策強化に貢献します。

なお、お客様への提供は、現時点ではKDDIデジタルセキュリティ株式会社と株式会社デジタルハーツの2社が行う予定です。

また、その他の用途として、自社グループ内でセキュリティ監視を独自に運営する企業向けに、当社子会社のアジアンリンクが販売を行います。


原文はこちら
https://www.lac.co.jp/news/2018/10/01_press_01.html

15:03 | IT:一般
 

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