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2014/02/13

【野村ホールディングス】ノムラ個人投資家サーベイ(2014年2月) ~「国際情勢」の注目度が大幅上昇

| by:ウェブ管理者
1. 調査の要約
(1) 『ノムラ個人市場観指数』は 36.8 と前月比12.2 ポイント下落
3 カ月後の株価見通しについて「上昇する」という回答比率と「下落する」という回答比率の差である『ノムラ個人市場観指数(Nomura I-View Index)』は36.8 と前回1 月調査の49.0 から12.2 ポイント下落した。1 月下旬以降株価の大幅下落が続き、個人投資家の間では先行き株価の弱気見通しが増した模様である。

(2) 「国際情勢」の注目度が大幅上昇
今後3 カ月程度で株式市場に影響を与えると思われる要因について質問したところ、「国際情勢」の注目度が前月比+12.2%ポイントと大幅上昇した。新興国経済や米景気の先行き懸念が高まったことが背景にあろう。一方、注目度が前月比低下となったのは「国内政治情勢」、「国内企業業績」、「市場要因、心理的要因」の3 つで、それぞれ前月比-5.6%ポイント、同-5.3%ポイント、同-4.0%ポイントであった 。

(3) 「医薬品」の注目度が一位
今後3 カ月程度の個人投資家の各業種に対する見方について、「魅力的な業種」との回答比率から「魅力的と思えない業種」との回答比率を差し引いたDI を見ると、最も注目度の高い業種は「医薬品」となった。同セクターのDI の前月比上昇幅は12.9 ポイントと全体の中で最も大きく、注目度は前月の四位から一位となった。前月に注目度が一位であった「資本財・その他」のDI は前月比-4.6 ポイントと全業種中最も下落幅が大きかった。

(4) 円高ドル安見通しがわずかに増す
3 カ月後のアメリカドル/円レートの見通しについて円高ドル安を見込む回答比率の合計は40.9%と前月の40.3%から+0.6%ポイントとわずかに上昇した。内訳をみると、「5 円程度円高ドル安」を見込む回答比率が前月比+2.8%ポイントと上昇幅が最も大きかったが、「10 円程度」「10 円以上」の円高ドル安を見込む選択肢ではいずれも回答比率が前月比低下した。

(5) 「日本円」の投資魅力が一位
今後3 カ月程度の各通貨に対する見方について、「最も投資魅力がある通貨」との回答比率から「投資魅力があると思えない通貨」との回答比率を差し引いたDI を見ると、「日本円」のDI が前月比+8.2 ポイントと全通貨中最大の上昇幅で一位となった。一方、「アメリカドル」のDI は前月比-7.9 ポイントと全通貨中最大の下落幅で前月の一位から二位に後退した。


原文はこちら
http://www.nomuraholdings.com/jp/news/nr/nsc/20140213/20140213.pdf

18:07 | 金融:証券
 

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