【投資信託協会】平成25年1月の投資信託概況を発表しました
http://www.toushin.or.jp/tws/toukei_dw/gaikyo.doc
1.設定・解約等の状況
(1)総合計
25年1月の総合計は設定額が8兆4,039億円、解約額が7兆6,675億円、償還額が734億円で、差引き6,631億円の資金純増となった。
純資産総額は前月末に比べ4兆816億円増加(うち、運用等増3兆4,185億円)し、月末には68兆1,454億円となった。
(2)株式投信
1月の株式投信は設定額が3兆2,407億円(対前月比6,680億円増加)で、これに対し解約額が3兆2,845億円(同6,165億円増加)であり、解約率は6.2%(前月5.3%)、償還額714億円で、この結果、株式投信は差引き1,152億円(単位型1,507億円減少、追加型355億円増加)の資金純減となった。
純資産総額は前月末に比べて3兆3,034億円増加(うち、運用等増3兆4,186億円)して、月末には56兆2,174億円となった。
(3)公社債投信
1月の公社債投信は設定額が5兆1,632億円(対前月比1兆4,121億円増加)で、これに対し解約額4兆3,829億円(同9,197億円増加)償還額19億円で、差引き7,783億円の資金純増となった。
この内訳は、中期国債ファンドが22億円の純増、長期公社債投信が56億円の純減、フリーファイナンシャルファンドが10億円の純増、キャッシュリザーブファンドが904億円の純増、MRFが6,761億円の純増、MMFが163億円の純増となった。
純資産総額は前月末に比べ7,782億円増加し、月末には11兆9,280億円となった。
2.資産運用状況
(1)株式投信
1月中の株式運用は国内株式について対市場で2,552億円売越し、外国株式は724億円の売越しであった。
株式投信の組入れ株式は前月末に比べ1兆707億円増加し、月末には13兆7,098億円(うち、外国株式4兆2,768億円)となり、純資産総額に対する比率が24.4%(前月末23.9%)となった。
一方、組入れ公社債は前月末に比べ4,701億円増加し、月末には16兆3,775億円(うち、外国債券13兆7,472億円)となり、純資産総額に対する比率は29.1%(前月末30.1%)となった。
(2)公社債投信
公社債投信の組入れ公社債は前月末に比べ1兆8,240億円増加し、月末には9兆1,321億円(うち、外国債券4億円)となり、純資産総額に対する比率は76.6%(前月末65.5%)となった。