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2018/10/09

【鎌倉コーポレーション】台北市の玉山銀行 鎌倉リスク管理ソリューション一式を導入

| by:ウェブ管理者
2018年10月2日(シンガポール):鎌倉コーポレーションは、本日、台湾台北市に本拠を構える玉山銀行(E.Sun Commercial Bank)が、資産負債総合管理(ALM)、金利リスク及び流動性管理、銀行勘定の金利リスク(IRRBB)、バーゼルⅢ規制に従った流動性管理比率(LCR)及び安定調達比率(NSFR)の管理に、鎌倉ソリューション一式を導入する契約を結んだことを発表いたしました。同行は、鎌倉のシステムで利用可能なオプションを総合的に評価した結果、その採用を決定しました。

玉山銀行は、本日の発表について以下のように述べています。「弊行が、ALM、IRRBB、バーゼルⅢ規制のLCR、NSFR等に対して鎌倉のソリューションを選択した理由は、その極めて優秀な一体化されたソリューションが、バランスシートの管理と規制当局の要件の両方に対応できることにあります。鎌倉のプロフェッショナルな取り組み方、そして世界やアジア地域のスタッフをはじめ、台湾のコンサル担当スタッフの専門性が高いことにも感銘を受けました」

「リスク・マトリックスを作成する前に、当行のエクスポージャーに関するデータの抽出と調整を一元的に行うため、共通のデータ・アーキテクチャーに基づいた戦略分析やレポーティングを、一貫したアプローチで行えるようになります。このため、データの分析や連結に費やす時間が大幅に削減され、レポーティングのスピードと精度が向上します」

「また、IRRBBモジュールの使い方について、鎌倉からトレーニングを受けられることにも感謝しています。弊行ではこのモジュールを、資金利益の増減額、あるいは資本の経済価値の変動額のようなメトリクスの作成に利用しています。これらのメトリクスを短期/長期の計画シナリオに組み込み、将来的な銀行取引の取引額、プライシング、金利改定日等の見通しを立てています。鎌倉のソリューションにより、IRRBBガバナンスの枠組み内で、金利に敏感な全ての年限のポートフォリオにおいて、弊行のリスク・エクスポージャーの度合いが分かるようになりました」

鎌倉コーポレーション副社長 兼 アジア・パシフィック事業担当マネージング・ディレクター、クレメント・オオイ博士 (Dr. Clement Ooi) は、次のように述べています。「玉山銀行は、2016年に導入した鎌倉の行内移転価格(FTP)モジュールの成功によって、弊社の安定感のあるプロフェッショナルなチームに信頼をお寄せいただき、これをALM、IRRBB、バーゼルⅢ規制のLCR、NSFR等を含めたソリューションにまで拡張することを決定しました。今回のソリューションが完全に実装されると、同行では、絶えず変化する今日の規制動向への対応準備が整うことになります。更に、流動性、資金利益の金利感応度、行内移転価格のポジジョン等に対し、全体像が把握できるシミュレーション・シナリオを作成することができます。鎌倉のモデルと手法は、あらゆる監査要件を満たす照合テンプレートによってサポートされているため、同行が規制のコンプライアンスを達成する上でも、鎌倉の総合企業リスク管理ソリューションをお役立ていただけます」

鎌倉コーポレーションのバイスプレジデント 兼 プロフェッショナル・サービス担当ディレクター、フランシス・チェン (Frances Cheng) は、次のように述べています。「鎌倉のポートフォリオには、全ての金融商品の特性を捉えるデータ要素が含まれています。銀行のエクスポージャー全体を、一つの表、一つのデータベースで一元的に把握することで、玉山銀行は、レポートの作成、結果分析、リスク・マトリックスの作成を容易に行えるようになり、同行が持つ台湾国内、香港、シンガポール、ベトナム、米国、東京、ミャンマー、オーストラリアの顧客グループを満足させることができます」

鎌倉コーポレーションの社長 兼 COO、マーチン・ゾーン (Martin Zorn) は、「玉山銀行が選択したのは、弊社の28年を越える研究と製品開発から生まれた、正確なリスク・メトリクスが作成できる、真に統合化された企業リスク管理ソリューションです。鎌倉の企業リスク管理システムは、ユーザーフレンドリーで、環境設定がフレキシブルに行えます。鎌倉のユーザーインターフェイスは、典型的な日常業務を念頭に置いて設計しているため、ユーザーがシナリオの設定や実行をスムーズかつ直観的に行えるのです」と述べています。


原文はこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000037838.html

15:01 | IT:一般
 

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