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2021/03/10

【商工組合中央金庫】地域金融機関と協調し、主力工場に新たな真空炉と開発拠点を設ける大阪冶金興業株式会社様に対して、総額10億円のシンジケートローンを組成

| by:ウェブ管理者
商工中金は、地域経済への影響力を有する中小企業の皆さまが取り組む、産業構造の変革への挑戦を、関係機関と連携を取りながら、積極的にサポートしています。

商工中金(大阪支店)は、大阪冶金興業株式会社様(本社:大阪府大阪市、代表者:寺内 俊太郎様)に対し、総額10 億円のシンジケートローンを組成しました。本シンジケートローンは、商工中金がアレンジャーを務め、池田泉州銀行、みなと銀行が参加し、地域金融機関との協調により、その組成が実現したものです。

 同社は、発電機用タービンをはじめとする特殊合金等の金属熱処理加工業者です。大型から小型まで幅広い真空熱処理炉を保有し、材料や製品の形状に合わせ、様々なニーズに対応できることから、大手製造業者から高い信頼を得ています。

 今回、同社は、本件にて調達した資金を活用し、主力工場に設備棟の新設を計画しました。同設備棟は、需要が増加している大型タービン、最先端の医療、航空機等の精密部品や難加工金属などに対応します。また、科学技術イノベーション等に関する国家プロジェクト(内閣府)に参画し、従来の製品機能を大きく上回る革新的構造材料の研究開発にも取り組んでいきます。
 
 商工中金は、現場訪問や経営者ヒアリングを含む綿密な事業性評価を Value up レポート(※)にまとめ、同社の課題や強みを共有。同社の取組みが、更なる生産性向上による企業価値向上のほか、日本のものづくり技術の底上げにも貢献すると考え、民間金融機関と協調し、本融資枠を契約しました。
(※)お客さまとの信頼関係を深め、課題やニーズを共有し、企業価値を高めるために作成する事業性評価のツール。
商工中金は、こうしたシンジケートローンへの取り組み等を通じて、地域金融機関と連携し、
中小企業の金融の円滑化を図り、地域経済の発展に貢献していきます。


原文はこちら
https://www.shokochukin.co.jp/assets/pdf/nr_210310_02.pdf

15:04 | 金融:銀行
 

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