こうした中、2021年6月に金融庁より公表された「サステナブルファイナンス有識者会議報告書」では、ESG投資を行う運用会社・個別商品のそれぞれに関する課題が提示され、また、2021年11月に公表されたIOSCOの最終報告書においても、資産運用業におけるサステナビリティ関連の実務、ポリシー、手続き、開示に関する提言「Recommendations on Sustainability-Related Practices, Policies, Procedures and Disclosure in Asset Management」がなされており、規制当局も含めて世界的にESG投資を行う金融商品への関心が高まっている状況にあると言えます。