金融&IT業界の情報サイト
 
 


 
【IT業界ニュース】 >> 記事詳細

2016/10/28

【フィスコ】ビットコインのデリバティブシステムトレード第一弾をリリース~法人向けに提供開始、AIを使用した解析も模索~

| by:ウェブ管理者
株式会社フィスコ((JASDAQ 上場、証券コード「3807」、本社:東京都港区、代表取締役社長:狩野仁志、以下、「フィスコ」)と株式会社フィスコ仮想通貨取引所(本社:東京都港区、代表取締役:越智 直樹、以下「フィスコ仮想通貨取引所」)は、主にビットコインを対象とするデリバティブシステムトレードの第一弾をリリースしましたのでお知らせいたします。

フィスコでは2016 年3 月16 日にリリースのとおり、株式会社フィスコ・コインを設立(その後、2016 年6 月16 日にリリースのとおり、同社は「株式会社フィスコ仮想通貨取引所」に商号変更)致しました。同取引所はその基本的な機能(仮想通貨を売却したいユーザと仮想通貨を購入したいユーザのマッチングにより、仮想通貨の取引の取次を行うもの)につきましては、8 月にそのサービスを開始しておりますが、従来の取引所とは異なり、B2B 向けのサービスを拡充していく方針です。仮想通貨の将来的な可能性を考えた場合、企業のあらゆる金融ニーズ(送金手段、支払決済機能、資金調達ほか)を、仮想通貨という手段をもって実現していくためには、同通貨の高いボラティリティ(価格変動性)が問題になります。フィスコ仮想通貨取引所では、そのような問題をデリバティブによってヘッジすることで、企業が安心して仮想通貨を金融手段として利用することができるマーケットの流動性創造を志向しております。

そのような志向のもと、今回リリースしましたのは、複数の仮想通貨取引所を網羅し、その価格差をチェックすることで自動的に利益を獲得することを目指すシステムです。いわゆるアービトラージ(裁定取引)が可能なシステムであり、割安な仮想通貨取引所でビットコインを買い、割高な仮想通貨取引所でビットコインを売り、その価格差が縮小することで利益を獲得できます。売り買い両建てとすることで、リスクを相当に抑えながら、利益の獲得チャンスを持つことが可能です。

法人が特定の仮想通貨取引所で相当数のビットコイン獲得(もしくは売却)が必要になった場合、価格に与える影響が大きいことが想定されます。その価格の歪みを、リスクを抑えながら収益化することで、法人がより良く仮想通貨を使用できる環境に寄与するものと想定されます。また、同システムを利用して裁定取引が広く実現していくことは、結果的に仮想通貨市場の流動性創造と同時に効率的な価格形成を促進すると期待されます。

本デリバティブシステムは、既に希望する法人2 社に貸し出しを開始して収益化を図っておりますが、個人投資家への提供も検討しております。また、引き続き機能拡充も図っていく方針です。デリバティブシステムのβ版開発、今回の第一弾リリースに至る過程において、各取引所の膨大なデータも蓄積しております。今後においては、それらのデータを解析することで、人工知能(AI)による収益獲得機会の模索を推進する予定です。今後のフィスコグループの仮想通貨戦略にご期待ください。


原文はこちら
http://www.fisco.co.jp/uploads/20161028_fisco_pr.pdf

19:04 | IT:一般
 

【免責事項】
サイト掲載情報の正確性、および完全性については最善を尽くしておりますが、その内容を保証するものではございません。また利用者が当サイト、およびサイトに関連するコンテンツ、リンク先サイトにおける一切のサービス等を利用されたことに起因、または関連して生じた一切の損害(間接的、直接的を問わず)について、当社、当サイト、投稿者および情報提供者は一切の責任を負いません。

Copyright © 2010- GoodWay Inc. All rights reserved.