金融&IT業界の情報サイト
 
 


 
【IT業界ニュース】 >> 記事詳細

2016/03/04

【日本IBM】Check PointとIBMセキュリティー、脅威防止に向けて提携拡大

| by:ウェブ管理者
[米国カリフォルニア州サン・カルロス、ニューヨーク州アーモンク - 2016年2月25日(現地時間)発]

Check Point Software TechnologiesおよびIBM(NYSE: IBM)セキュリティーは本日(現地時間)、セキュリティー業界がサイバー犯罪の防止に共同で取り組む動きが増えてきたことを受け、脅威インテリジェンスの共有を含む提携の拡大を発表しました。また、両社は、多岐にわたる製品の統合とともに、IBMのコンサルティングおよびマネージド・セキュリティー・サービスを通じた投資の拡大を発表しました。

サイバー犯罪は、急速にビジネスに影響を及ぼす重大な脅威となっており、国連によると、年間4,450億ドルの利益をもたらす、世界最大の違法なマーケットの一つです。この複雑で危険性の高い攻撃に対処するため、Check PointとIBMセキュリティーの提携拡大は、セキュリティー・リスクを検出するだけでなく、サイバー攻撃を未然に防ぐツールによりお客様の環境を強化する、より高いレベルの信頼性を提供することを狙いとしています。

新たな提携には、主に4つの分野における連携が含まれます。
脅威インテリジェンスの共有-セキュリティー業界において連携して防御策をとるオープンな手法は、新しく、かつ進化する脅威から効果的に保護するために必要です。IBM X-ForceおよびCheck Pointのセキュリティー・リサーチ・チームは、IBMの脅威インテリジェンス共有プラットフォームであるIBM X-Force Exchange(XFE)を使用した脅威の識別および分析を双方向で共有し、直接連携します。この共同の脅威インテリジェンスは、両社のお客様が脅威から予防的に保護されるよう、それぞれの企業の脅威インテリジェンス製品に統合される可能性があります。
イベント管理の統合-お客様が展開しているセキュリティー管理プラットフォーム全体で機能を共有することにより、脅威に対する企業全体の対応が速くなり、セキュリティー・テクノロジーへの投資の価値を高めることができます。Check Pointは、IBM Security App Exchangeで新たにSmartConsoleアプリケーションを公開し、IBM Security QRadar Intelligence Platformとの統合を図ります。このアプリは、Check PointデバイスからQRadarに対してネットワーク・データとセキュリティー・イベントを提供するため、オペレーターは、QRadarコンソールから直接、リアルタイムで脅威情報を確認できるようになり、より迅速なインシデント対応が可能になります。
モバイル保護の高度化-IBM Maas360のエンタープライズ・モビリティー管理(EMM)内の統合により、お客様はCheck Point Mobile Threat Preventionを容易に展開、管理し、リアルタイムの洞察に基づき、障害の発生したデバイスによる企業のネットワークおよびデータへのアクセスを制限できるようになります。これらの機能を組み合わせると、モバイル・デバイス、アプリおよびネットワークを進化する脅威から自動的に保護することが可能です。きわめて簡単に実装が可能で、企業のモバイル・セキュリティー・テクノロジーを継続的に監視します。
マネージド・セキュリティー・サービス-IBMマネージド・セキュリティー・サービス(MSS)は、Check PointのソリューションをIBMのお客様に提供し、管理できるよう、継続して専門知識を深めています。幅広いCheck Pointのネットワーク・セキュリティー・オファリングの展開および管理に対応するため、研究用機器を刷新し、IBM SOCアナリストおよびソリューション・アーキテクトを継続的に教育しています。さらに、お客様のセキュリティー要件に応じて、人材や専門知識をコスト効率よく提供します。

Check Pointのセキュリティー・ソリューション担当のバイス・プレジデントであるアヴィ・レムバウム(Avi Rembaum)氏は、次のように述べています。「今日のビジネス環境は、これまでよりも、周囲とのつながりが複雑かつ革新的で、お客様が潜在的な脅威の一歩先を行けるよう支援する、革新的な方法が求められています。Check PointとIBMセキュリティーの両社は、セキュリティーに対し、防止第一の考え方を採用しています。インテリジェンスの共有とテクノロジーの統合を通じて、私たちは、お客様のセキュリティー・プログラムの向上を支援し、業界の新しい協力モデルを構築することを目標としています」

IBMセキュリティーの戦略担当バイス・プレジデントであるカレブ・バーロウ(Caleb Barlow)は、次のように述べています。「インテリジェンスと専門知識を共有することで、セキュリティー業界は、自分たちの防御能力を次のレベルに進化させることができます。サイバー犯罪の犯人にとって、共有という概念は目新しいものではなく、私たちの業界はこの課題に対し強化する必要があります。Check Pointという卓越したパートナーにこのアプローチを検証してもらえるので、両社のお客様にとって大きなメリットがあります」



原文はこちら
http://www-03.ibm.com/press/jp/ja/pressrelease/49287.wss

17:03 | IT:一般
 

【免責事項】
サイト掲載情報の正確性、および完全性については最善を尽くしておりますが、その内容を保証するものではございません。また利用者が当サイト、およびサイトに関連するコンテンツ、リンク先サイトにおける一切のサービス等を利用されたことに起因、または関連して生じた一切の損害(間接的、直接的を問わず)について、当社、当サイト、投稿者および情報提供者は一切の責任を負いません。

Copyright © 2010- GoodWay Inc. All rights reserved.