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2015/08/24

【ISID】ISIDシンガポール、東南アジア諸国のマーケティングに特化したデータサイエンス専門組織を新設~地域の特性に基づくビッグデータ解析で東南アジア諸国へ進出する企業を支援~

| by:ウェブ管理者
株式会社電通国際情報サービス(本社:東京都港区、社長:釜井 節生、以下ISID)は、子会社であるISI-Dentsu South East Asia Pte. Ltd.(本社:シンガポール、Managing Director:工藤 大助、以下ISIDシンガポール)が、東南アジア諸国のマーケティングに特化したデータサイエンス専門組織「データインテリジェンスセンター」を新設したことをお知らせします。新組織は、シンガポール、タイ、インドネシアに専任メンバーを配置し、ISIDグループ拠点と連携して、グローバルなデジタルマーケティングサービスを提供します。具体的には、経済成長が著しい東南アジア諸国に進出する企業を対象に、各国の市場環境を熟知したデータサイエンティストが、地域の特性に基づいたビッグデータ収集・解析作業を行い、その結果を企業のマーケティングに利活用するためのコンサルティングサービスを提供します。

現在、東南アジア諸国は2015年末のASEAN経済共同体(AEC)発足に向けて、物品やサービス、投資分野の自由化が進んでおり、世界各国から企業が続々と進出しています。しかし、同地域は多様な言語、文化、慣習、宗教等が存在し、市場を取り巻く環境が非常に複雑であるため、いかに各地域のVOC※1から市場を的確に捉え、有効なマーケティングを行っていくかが企業にとって大きな課題となっています。

今回立ち上げた「データインテリジェンスセンター」は、こうした企業の課題に応え、東南アジアおよび周辺国と地域※2のウェブサイトやソーシャルメディアの膨大なデータをもとに、各国の市場環境を熟知した専門家が機械学習※3や人工知能などのテクノロジーを駆使した高度なデータ解析を行い、その結果を販売促進、製品開発やリスクマネジメント等に利活用するためのコンサルティングサービスを提供します。メンバーは、各国の教育機関でデータサイエンスやマーケティング分野の修士・博士号を取得し、政府系IT企業等での豊富な経験を持つデータサイエンティストを中心に構成されています。センター設置に先駆けて、すでに日系企業向けに東南アジア諸国に特化したVOCマーケティングプラットフォーム構築を手掛けており、高い評価を得ています。

また、デジタルマーケティングの重要性が高まる中、各国の教育・研究機関とも連携し、現地の学生がデジタルマーケティング領域の方法論や分析手法をビジネスの場で実践できるプログラムを提供する等、東南アジア諸国におけるデータサイエンス分野の人材育成にも積極的に取り組んでいます。今後は、企業がクラウド上でVOCマーケティングを短期間で簡易的にスタートできるサービスを提供する等、顧客のニーズに適した様々なサービス展開を予定しています。

ISIDグループは、現在推し進める中期経営計画の施策の一つとしてグローバル市場開拓に注力しており、特に中国・ASEAN地域での事業拡大に取り組んでいます。新組織を中核に、東南アジア諸国におけるデジタルマーケティング事業の拡充や電通グループ各社との連携強化を図り、企業のグローバルマーケティング活動を支援してまいります。


原文はこちら
http://www.isid.co.jp/news/2015/0824.html

17:05 | IT:一般
 

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