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2022/06/27

【三井住友海上火災保険】【自然資本・生物多様性の保全・回復に資する商品・サービス④】林業者向け火災保険「フォレストキーパー」の販売開始

| by:ウェブ管理者
MS&ADインシュアランス グループの三井住友海上火災保険株式会社(社長:舩曵 真一郎)は、自然資本※1・生物多様性の保全・回復に資する商品・サービス※2の第4弾として、林業者向け火災保険「フォレストキーパー」(再造林等費用補償特約を付帯した企業財産包括保険)の販売を開始します。

本商品では、従来の当社森林火災保険※3では補償対象外となる、再造林等に要する費用を補償します。
※1:自然環境を国民の生活や企業の経営基盤を支える重要な資本の一つとして捉える考え方
※2:自然資本・生物多様性の保全・回復に資する商品・サービスの展開について(2022 年 6 月 14 日ニュースリリース)
船舶保険「海洋汚染対応追加費用補償特約」の販売開始(2022 年 6 月 17 日ニュースリリース)
施設所有(管理)者賠償責任保険「汚染損害拡張補償特約」の販売開始(2022 年 6 月 22 日ニュースリリース)
※3:企業財産包括保険に対して森林火災特約を付帯した契約

1.背景
森林は、生物多様性や水資源の保全、土砂災害の防止、レクリエーションの場の提供など極めて多面的な機能を有する自然資本です。
その機能を継続的に発揮するためには適切な森林整備が必要ですが、火災等により罹災した森林の再造林費用の負担は大きく、再造林が進まないことが、林業における課題の一つとなっています。また、従来の当社森林火災保険では再造林等に要する費用は補償対象外でした。
「フォレストキーパー」では、この費用を補償することにより再造林を促し、自然資本・生物多様性の保全・回復を支援していきます。

2.商品の概要
火災等によって罹災した森林を再造林するために要した以下の費用※4を補償します。
①地拵え、苗木、植付けまたは下刈りに関する費用
②野生鳥獣の被害から植栽木を守るための防護柵等の設置・改良に関する費用
③再造林に伴い生じる路網整備費用
④保険の対象の残存物取片づけに必要な費用(取壊し費用、取片づけ清掃費用および搬出費用)
※4:原則として、補助金等で補償される金額を除いた実費(自己負担額)

3.今後の取組
当社は、今後も積極的に自然資本・生物多様性の保全・回復に資する商品・サービスの開発を進め、地球環境との共生(Planetary Health)と新たな収益基盤の確立に取り組みます。


原文はこちら
https://www.ms-ins.com/news/fy2022/pdf/0627_1.pdf

15:03 | 金融:保険
 

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