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2020/01/29

【MoriX】モリックス「指紋認証」機能を備えた2種類のICカードを発表

| by:ウェブ管理者
~PCアクセスを厳格管理 官公庁向けICカードを4月発売~新型クレジットカード今春に海外カードブランドの認定予定

指紋認証システムを開発・販売する株式会社MoriX(モリックス)(本社:東京都千代田区、代表取締役:久保田 守彦、以下「MoriX」)は、企業や官公庁で利用可能な指紋認証付きICカード「MoriXカード」の販売を2020年4月に開始します。機密情報などを扱う部署への入退室管理や、社員のPCへのログオンやアクセス権を厳格に管理できます。ICカードは接触、非接触の両方式に対応しており、すでに導入済みの認証システムを大幅に変更することなく利用できます。初年度に10万枚以上の販売を見込んでいます。
またMoriXでは、海外の大手カードブランド向けの決済カードを20年半ばに量産を開始します。カードは接触、非接触の両方式に対応しており、上記カードブランドの製品認定を20年春に受ける予定です。

さらにMoriXは指紋センサーと認証アルゴリズムを活用し、東芝インフラシステムズ(本社:神奈川県川崎市、代表取締役:今野貴之)と指紋認証付きの接触型ICカードを共同開発しました。東芝インフラシステムズは「BISCADE※ カード」(ビスケードカード)として販売を始める予定で、第一弾としてローレルインテリジェントシステムズ(本社:東京都港区、代表取締役:藤井幹雄)のセキュリティシステム「FSSSmartLogonTFPA」に採用が決まりました。
 国や企業における情報セキュリティーの重要性は高まる一方、企業や個人の情報が漏洩する事件が相次いでいます。特に個人にまつわる情報が漏洩する事態が起きれば、多額の損害賠償金が発生するケースも増えており、企業にとっては機密情報を扱う部署の安全性向上は重要課題となっています。
※BISCADEは、東芝インフラシステムズ株式会社の商標です。

■ MoriXカードの概要
・2要素認証によるログオン機能の強化
従来のICカードのみの認証に指紋認証機能を追加することで2要素認証となり、PCなどの端末により安全にログオンできる環境と作ります。

・手軽なロック・アンロック機能
離席時には、カードを抜き取るだけでPCなどの端末をロック状態にできます。一方で、指を置いた状態でカードを端末に戻せばロックを簡単に解除できます。

・不正アクセスのリスクを軽減
カードを紛失したとしても、他人の指紋ではカードが機能しないためPCなどの端末に不正にログオンされる心配はありません。一方で複数人がアクセスする端末の場合では、登録した指紋以外は受け付けないように設定することが可能で、利便性を損なうことなく安全性を高められます。

■MoriXカードの特徴
・指紋そのもののイメージデータを記録しない。指紋の特徴を独自のアルゴリズムに基づき暗号化したデータを認証に使用
・登録された指を置くことでカードが機能する。1秒以内に認証し、他人誤認率は8万分の1以上の精度を持つ
・消費電力は10ミリアンペアで、センサーの薄さは0.18ミリメートルと世界最高水準の性能を備える
・金融カードとして国際標準規格をクリアしている


原文はこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000039944.html

15:13 | IT:一般
 

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