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2020/07/20

【ドキュサイン・ジャパン】ドキュサイン、Liveoak Technologiesを買収しDocuSign Agreement Cloudの製品ラインナップを拡大

| by:ウェブ管理者
米DocuSignは、対面を要する契約をリモートで完結させるソリューションの需要が高まっていることを背景として、米国オースティンのオンライン公証サービスを提供するスタートアップ企業Liveoak Technologiesを全額株式交換により3,800万ドルで買収したことを発表します。

 米DocuSign(本社:米国カリフォルニア州サンフランシスコ、CEO:ダン・スプリンガー、以下ドキュサイン)は、対面を要する契約をリモートで完結させるソリューションの需要が高まっていることを背景として、米国オースティンのオンライン公証サービスを提供するスタートアップ企業Liveoak Technologies(ライブオーク・テクノロジーズ、以下Liveoak)を全額株式交換により3,800万ドルで買収したことを発表します。

 両社は以前より提携しており、Liveoakのセキュアな提携契約プラットフォームはDocuSign eSignatureと統合されています。Liveoakは、ウェブベースのビデオ会議、豊富なコラボレーション機能、本人確認機能などのツールを用いて、監査対象の取引をリモートで完結させることを支援しており、世界最大級の複数の金融機関を顧客としています。

 ドキュサインはLiveoakの技術と専門的知識を活用することで、クラウド製品群DocuSign Agreement Cloudの新製品として、リモートオンライン公証(RON)に焦点を合わせた「DocuSign Notary」を提供します(*)。本製品は、視聴覚技術を用いて署名者と公証人が異なる場所にいる場合の公証手続きを実現します。

 今夏にも「DocuSign Notary」の早期アクセスを提供し、米国の州議会や行政執行命令において重要性が高まっているビデオを介した公証手続きが可能となる見通しです。また、DocuSign Notaryは、公証人が電子署名の立会人になれるドキュサインの既存のサービスDocuSign eNotaryを拡張する予定です。

 加えて、ドキュサインは、対面での作業と監査証跡が必要となる口座開設やバーチャル監査などの「補助を要する契約」をリモートで実施するために、Liveoakのプラットフォームを引き続き提供する予定です。

 ドキュサインのCOOであるスコット・オルリッチ(Scott Olrich)は、次のように述べています。
「ドキュサインは、事実上、ほぼ全ての場所、全てのデバイスから、電子契約を完結できるサービスの代名詞となっています。しかし、価値の高い重要な契約では、公証人やその他の代理人が対面で参加しなければいけません。弊社は今回の買収によって、そういった重要な契約においても他の契約と同様のドキュサインによる体験をもたらし、署名者および周辺の関係者が、どこにいても業務を遂行できるようにしたいと考えています。」

 LiveoakのCEOであるティム・ラムザ(Tim Ramza)は、次のように述べています。
「昨今のテクノロジーの状況から、なぜ未だに対面で書類に署名をしなければならないのか、疑問視されています。その疑念は、新型コロナウイルス感染症の拡大によって一層強まりました。弊社は何年もこの課題に取り組んできた結果、ドキュサインと堅い業務提携を結ぶこととなりました。今、両社が協力してソリューションを集約することで、ドキュサインの簡易さとシンプルさを、公証手続きをはじめとした複雑な契約の締結に活かすことができます。」


原文はこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000045804.html

15:07 | IT:一般
 

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