TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:桑野 徹、以下 TIS)は、ソニー銀行株式会社(代表取締役社長:住本 雄一郎、本社:東京都千代田区、以下 ソニー銀行)のVisaデビット付キャッシュカード「Sony Bank WALLET(ソニーバンク・ウォレット)」に、既に導入されている当社の国際ブランドデビットカード事業サポートサービス『DebitCube+(デビットキューブプラス)』に加えて、スマートフォンでクレジット/デビット/プリペイドなど各種決済カードの利用管理ができるクラウドサービス『CARD×DRIVE(カード・ドライブ)』が新たに採用されたことを発表します。
ソニー銀行では、インターネット銀行として最新のテクノロジーに取り組み、個人のお客様に金融サービスを提供しています。外貨に強いという特長を活かし、2016年1月から11通貨対応のVisaデビット付キャッシュカード「Sony Bank WALLET」を提供しています。「Sony Bank WALLET」のシステムには、「求める機能要件を希望するサービスリリースまでに実装できること」「カード業界での実績」「データセンター災害など障害への適切な対策で24時間365日の安定したサービス提供が可能」などの点が評価され、TISの『DebitCube+』が採用されました。サービス開始から1年9ヶ月が経過した現在も、安定した運用を続けています。
その後、ソニー銀行からは「Sony Bank WALLET」ユーザーの利便性向上のため、不正利用の抑制に繋がるカードコントロール機能※1の導入の要望があり、これに対しTISは、APIベースのクラウドサービス『CARD×DRIVE』を提案しました。 『CARD×DRIVE』はカード会員にカード利用情報をリアルタイムにプッシュ通知する基本機能※2に加え、カード利用が拒否された場合に、カード会員に拒否理由をプッシュ通知する機能、カード会員自身が設定したルールに基づき、カード利用を制限する機能を兼ね備えたサービスです。
ソニー銀行には、既存システムである『DebitCube+』との親和性の高さや実装機能の充実度、コストなどの点に加え、スピーディな提案が評価され、『CARD×DRIVE』が採用されることになりました。 「Sony Bank WALLET アプリ」でのカードコントロール機能のお客様への提供は2018年4月に予定されています。