(2011/07/26)
インターネットバンキングサービス「Value Direct/投信」を提供開始
~「Value Direct」の開発を完了、商品別サービスへ展開~
http://www.nri.co.jp/news/2011/110726.html
株式会社野村総合研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:嶋本 正、以下「NRI」)は、金融機関向けの共同運用型インターネットバンキングサービス「Value Direct」の金融商品別サービスとして、投資信託を取り扱う「Value Direct/投信」を2012年1月より提供開始します。
「Value Direct」は、個人・法人向けに振込・振替、円預金、外貨預金、投資信託、国債などフルラインアップの商品を取り扱うインターネットバンキングのソリューションです。使い勝手のよい画面デザイン・操作性、エンドユーザーの属性に応じて商品やキャンペーンのバナー広告を出し分ける「プロモーション機能」、利用ログを定期的に分析し、利用促進のPDCAを支援する「マーケティング支援サービス」などを備えています。
「Value Direct」は、現在、NRIでのシステム開発を終了し、導入が予定されている金融機関において8月より受入テストを開始します。
さらに、NRIはこのたび、「投資信託向け機能を個別サービスとして提供して欲しい」という金融機関の要望を受け、「Value Direct」の機能の一部を個別サービスとして提供する、「Value Direct/投信」を2012年1月から開始する予定です。
「Value Direct/投信」は、現在100社以上にご利用いただいている投信窓販業務ソリューション「BESTWAY」と連動し、高い親和性を提供します。この2つのサービスを合わせて利用することで、エンドユーザーによるインターネット経由の注文入力から金融機関内で行われる関連業務までを、シームレスにシステム化できます。また、共同運用型のサービスであるため、迅速に導入でき、かつ低コストで利用いただけます。
「Value Direct/投信」は、「Value Direct」とは別にすでに数行への導入が決まっており、導入作業を開始しています。また、外貨預金など他の商品についても、金融機関の要望に応じて個別サービスの提供を検討していきます。
NRIは、「Value Direct」及びその金融商品別サービスを金融機関、特に銀行向けの中核サービスと位置付け、積極的に営業活動を展開し、今後5年間で20行以上への導入を目指します。