有力FX企業15社の月間データランキング-2012年7月-
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矢野経済研究所では、次の調査要綱にてFX(外国為替証拠金取引)店頭取引市場における有力企業15社のアンケート調査を実施した。
1.調査期間:2012年8月
2.調査対象:FX業界大手、有力企業のうち社名又は数値の公表を前提として、協力を得られた15社を対象とした。
一部の企業で、統計数値や社名について非公開のものもあるため、集計対象が15社にならないものもある。
※社名及び数値を非公開とする企業は、集計の際、「その他」としてランキングから除外した。
3.調査方法:当社専門研究員によるe-mailによるアンケート調査
調査結果サマリー
◆ 2012年7月は一部の企業に預かり残高の減少があるものの全体では続伸、
取引高は大幅減
7月は豪ドル以外で円高が顕著になった。依然として取引の主流である外貨買いが減退し、月間取引高は大幅に減少した。一方、預かり残高は一部の企業で減少したが、大半の企業では依然として増加傾向にある。
◆ 2012年7月の預かり残高の第1位は外為どっとコム、第2位はGMOクリック証券
2012年7月末の有力FX企業14社*の預かり残高の合計は、5,608億円で前月比0.98%増となった。
本調査協力企業のうち、多くの企業で預かり残高の増加傾向が続いている。
◆ 2012年7月の口座数の第1位は外為どっとコム、第2位はGMOクリック証券
2012年7月末の口座数は有力FX企業14社*の合計で237万口座(前月比1.14%増)となった。新規口座開設数の合計は前月比で2.6万口座増であった。
◆ 2012年7月の取引高の第1位はGMOクリック証券、第2位はDMM.com証券
2012年7月の月間取引高は、有力FX企業13社*の合計で93兆円(百万通貨は1億円として換算)となり、前月比20.94%減であった。
(*注.集計対象は、預かり残高14社、口座数14社、取引高13社、いずれも無回答を除く。)
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