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2014/03/28

【みずほ銀行】マレーシアみずほ銀行における初のイスラム金融貸出について

| by:ウェブ管理者
株式会社みずほ銀行(頭取:佐藤 康博)の全額出資子会社であるマレーシアみずほ銀行(社長:吉成 広行、以下マレーシアみずほ)は、このほど東京センチュリーリース株式会社(社長:浅田 俊一)の連結子会社であるマレーシア現地法人 CENTURY TOKYO CAPITAL (MALAYSIA) SDN.BHD.(社長:小川 直彦)に対しイスラム金融による貸出を実行しました。
CENTURY TOKYO CAPITAL (MALAYSIA) SDN.BHD.との間で実行したイスラム金融による貸出は、コモディティー・ムラバハと呼ばれ、コモディティーの売買を介在させることによりイスラム教で禁じられている利息の授受を回避する取引で、運転資金をはじめとする幅広い資金ニーズに対応できる商品です。マレーシアみずほにおけるイスラム金融貸出は本件が初めてとなります。また、〈みずほ〉として日系企業向けイスラム金融貸出は本件が初めて※となります。
2011 年 9 月に開業したマレーシアみずほは、2012 年 1 月にマレーシア中央銀行より外貨建てイスラム金融ビジネスユニット設置の認可を取得し、2013 年 10 月からイスラム金融による貸出の取り扱いを開始しています。また、月内にはリースに類似し設備資金等に用いられるイジャーラと呼ばれるイスラム金融商品を、マレーシア中央銀行の承認を待って取り扱いを開始する予定です。
イスラム教徒人口は 16 億人を数え、世界人口の約 1/4 を占めています。イスラム圏が有望な市場として注目を集める中、マレーシア政府はイスラム金融の振興を図っており、2012 年末現在、同国のイスラム金融資産は同国の銀行資産全体の約 1/4 を占めるまでに成長しています。イスラム金融の存在感が大きさを増していく中、〈みずほ〉はアジアのイスラム金融の中心地であるマレーシアにおいて、イスラム金融サービスの拡充・提供に努めていきます。

原文はこちら
http://www.mizuhobank.co.jp/release/2014/pdf/news140328_1.pdf

18:12 | 金融:銀行
 

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