(2011/05/12)
八十二銀行、インターネットバンキングのアウトソーシング契約更改
http://www-06.ibm.com/jp/press/2011/05/1201.html
日本IBM(社長:橋本孝之、NYSE:IBM)は、株式会社八十二銀行(本店所在地:長野県長野市、頭取:山浦愛幸、以下八十二銀行)との「IBMチャネル共同センター・サービス(注)」のアウトソーシング契約を更改します。
日本IBMは、2005年7月から2011年4月までの5年9ヵ月契約で、八十二銀行のインターネット・バンキングシステムの開発・運用・保守業務全般のアウトソーシングを受託しています。
(注)IBMチャネル共同センター・サービスは、参加銀行のインターネット・バンキングシステムについて、共通基盤部分をパッケージ・アプリケーションとして提供するとともに、各行独自の画面デザインや個別機能も実現可能としています。
今回、日本IBMは、八十二銀行との一層強固なパートナーシップを実現するために契約内容の見直しを行い、アウトソーシング契約を更改します。新契約は2011年2月から2016年2月までの5年間となります。
八十二銀行は、地方銀行としていち早くインターネット・バンキングサービスを提供し、マーケットの優位性確保や経営の効率化を進めています。今回の契約更改においては、インターネット・バンキング利用者のさらなる利便性の向上を図るため、個人向けサービスでは「投信積立の申込・変更・解約」、「各種ローンのリアルタイム繰上返済・金利変更申込や返済明細照会」、などの機能追加を行います。また、法人向けサービスにおいても利用者の操作性・利便性向上の機能追加を行います。
日本IBMでは、「IBMチャネル共同センター・サービス」において、最新のIT技術により八十二銀行の新機能追加に対応します。また、クラウド・コンピューティング技術を活用して、仮想化技術によるシステム基盤の共有化、アセットを活用したアプリケーションの標準化、およびシステム運用の標準化と自動化を実現することによって、品質の高いサービス提供の実現とともに、迅速なシステム拡張性などの利便性向上を支えます。
日本IBMは新契約を通じて、八十二銀行との強力なパートナーシップのもと、より質の高いシステムの実現と、さらなる効率化を推進していきます。