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2014/06/18

【コベリティ】コベリティ、ソフトウェアテストプラットフォームの最新版をリリース

| by:ウェブ管理者
シノプシス(Synopsis Inc., Nasdaq上場コードSNPS)の子会社であるCoverity, Inc.(本社:米国カリフォルニア州サンフランシスコ、上級副社長兼ゼネラルマネージャー:ジョン・チルトン(John Chilton)、コベリティジャパン株式会社:東京都、日本統括責任者:公家尊裕、以下コベリティジャパン)は本日、新しいソフトウェアテストプラットフォームである「Coverity® Software Testing Platform 7.5」のリリースを発表しました。本製品は日本市場では2014年6月28日より販売いたします。

本製品はソフトウェア開発ライフサイクル(SDLC)の早い段階で品質およびセキュリティ上の重大な問題を特定し、修正するためのテストソリューションの包括的パッケージソフトです。本製品の展開によりコベリティは、開発および品質保証(QA)との間での協業関係を向上し、かつ市場投入までの時間短縮、ソフトウェア開発費用の削減、製品の品質改善を実現することで、ソフトウェアテスト分野における勢力範囲と影響力の拡大を目指しています。

市場はこれまで以上に迅速かつ欠陥のない、高品質の製品リリースを求めています。この増大し続けるプレッシャーにうまく対応していくためにも、ソフトウェア開発企業各社は、一層のテスト効率化を必要としています。本製品を導入すれば、開発段階であろうと品質保証段階であろうと、最重要のコードに関するテスト開発およびテスト実行に集中できるようになります。従って開発チームが、コード開発をしながら品質やセキュリティ上の問題に対処でき、一方でQAチームは変更の影響を受けるコードに集中し、またテストのギャップを排除することで全体的なテスト時間を短縮できます。本製品には、新しい解析アルゴリズムが複数含まれているほか、C#およびJavaのコードベースに対するコベリティのサポートを一層強化しています。

本製品の新機能

テストの優先順位付けと実行: 新しいテスト支援ツール、「Coverity Test Advisor - QA Edition」は、Kalistick社より取得した技術革新に基づき開発されたものです。QAチームがテストの実行及び結果のモニタリングを行い、またソースコードへの変更やテストギャップに応じて、どのテストが最も重要であるかの判断を可能とします。これにより、最も関連性の高いテストの実行と、テストギャップの解決を保証、市場展開までにかかる時間を短縮します。
C#およびJavaコード解析の幅と深さ: このリリースには、C#およびJavaに発生する問題を特定するための、12の新機能および拡張解析アルゴリズムが含まれています。アルゴリズムではさらに、プラットフォームの欠陥検出能力の精度を向上させ、開発者が直ちにトラブルシューティングを行い、検出が困難であるパフォーマンス上の問題や、アプリケーションの不正な動作をもたらしてしまう並行処理の問題をはじめとする、重大な欠陥を修正するために必要な情報を提供します。
Java web アプリケーションのセキュリティ適用範囲の拡張: クロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)チェッカーや、危険な暗号チェッカーをはじめとする、新しいセキュリティ解析アルゴリズムの追加により、コベリティのプラットフォームは、トップ10位のオープンWebアプリケーションセキュリティプロジェクト(OWASP)や共通脆弱性タイプ一覧(CWE)におけるJavaアプリケーションのセキュリティ脆弱性に対して、幅広いカバレッジを提供できるようになりました
開発者ワークフローとの統合を改善: コベリティプラットフォームのデスクトップ解析機能により、開発者は、使用中のIDE(統合ソフトウェア開発環境)内でほぼ直ちに問題を解決できるようになります。不具合は自動的に開発者に割り当てられて修正を促され、結果として迅速な問題解決と生産性全体の向上に役立ちます。

今回の発表について、コベリティの上級副社長兼ゼネラルマネージャー、ジョン・チルトン氏は次のように説明しています。「新たにリリースされたコベリティプラットフォームでは、QAチームには開発中に行うべきテストに関する詳細な分析を提供し、また開発チームにはQAテストプロセスに独自の見解を示す機会を与えることで、ソフトウェアテストへのアプローチを一新しています。今日、全世界で活躍する1600万人の専門ソフトウェア開発者が、より良いソフトウェアを構築できるようサポートすること、そしてシステムベンダーが、その顧客に以前より機能性が向上し、かつ安全性と信頼性のより高い製品を提供できるよう支援していくこと。この当社使命を、まさに拡大している途上にあります。」

これに関してIDCのアプリケーションライフサイクル管理および執行戦略サービス担当プログラムディレクター、メリンダ・バルー氏は、次のように補足しています。「コベリティは、Kalistick製品を補完的に用いることでソフトウェアテストのポートフォリオを増強したことにより、企業が開発ライフサイクル早期においてソフトウェアの品質問題に対処し易くなっています。」


原文はこちら
http://www.coverity.com/html_ja/press-releases/press_story107_06_18_14/index.html

18:04 | IT:一般
 

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