金融&IT業界の情報サイト
 
 


 
【金融業界ニュース】 >> 記事詳細

2011/01/28

【SMBCフレンド証券】平成23年3月期  第3四半期決算短信

| by:ウェブ管理者

(2011/1/28)
平成23年3月期  第3四半期決算短信  
http://www.smbc-friend.co.jp/company/financial/pdf/20110127_01.pdf


連結経営成績に関する定性的情報


当第3四半期(平成22年4月1日から12月31日。以下、当期)における我が国経済は企業収益の改善が続く一方、輸出や生産が減少し、また失業率が依然として高水準で推移するなど自律的な回復へ向けた動きが鈍る展開となりました。


こうした中、国内株式市場は欧米の景気減速懸念や円高などが重荷となり、8月末にかけて下落しましたが、その後は米国の追加金融緩和策などを受けて回復基調に転じました。また、海外市場では内需拡大を背景として高成長を続ける新興国の株価は堅調に推移し、米国など先進国の株価も7 月以降は概ね堅調に推移しました。
一方、債券市場は、景気の先行きに対する不透明感の高まりなどを受けて金利低下が進み、新発10年物国債利回りは10月には0.8%台の水準まで低下いたしましたが、その後は米国金利の上昇などを受けて一時1.2%台後半の水準まで反発いたしました。


また、外国為替市場は、欧米経済の先行き不安から円が逃避先通貨として買われ、9月には政府・日銀が6年半ぶりの為替介入を行ったものの、円高傾向が続く展開となりました。


こうした環境の中、当期の営業収益は411億82百万円(前年同期比22.9%減)、経常利益は86億62百万円(同57.8%減)、四半期純利益は45億82百万円(同62.2%減)となりました。主な内訳は以下のとおりです。


(1)受入手数料
当期の受入手数料は、前年同期比5.4%減の206億28百万円となりました。内訳は次のとおりです。
① 委託手数料
当期の株式委託手数料は、個人の取引が低調に推移したことなどから、前年同期比30.6%減の77億
9百万円となりました。債券委託手数料などを加えた委託手数料の合計は同30.7%減の77億40百万円となりました。
② 引受け・売出し・特定投資家向け売付け勧誘等の手数料
当期の引受け・売出し・特定投資家向け売付け勧誘等の手数料は、前年度に活況であった上場企業による大型増資が一巡したことを受けて、前年同期比85.6%減の2億33百万円となりました。
③ 募集・売出し・特定投資家向け売付け勧誘等の取扱手数料、その他の受入手数料
当期の募集・売出し・特定投資家向け売付け勧誘等の取扱手数料は、資源関連株や外国債券などを主な投資対象とする投資信託の販売が増加し、前年同期比53.8%増の94億81百万円となりました。また、投資信託の代行手数料を中心とするその他の受入手数料は同11.1%増の31億72百万円となりました。


(2)トレーディング損益
当期の株券等トレーディング損益は、香港株式の取扱いの減少などにより前年同期比54.5%減の64億96百万円となりました。また、債券等トレーディング損益は、外貨建債券の取扱いの減少により同26.8%減の126億29百万円となりました。その他のトレーディング損益を加えたトレーディング損益の合計は同36.9%減の190億87百万円となりました。


(3)金融収支
当期の金融収益は前年同期比9.4%増の14億67百万円、金融費用は同7.0%増の2億24百万円、差引収支は同9.9%増の12億42百万円となりました。


(4)販売費・一般管理費
当期の販売費・一般管理費は、取引関係費や事務費などが増加する一方、人件費や不動産関係費などが減少し、前年同期比1.2%減の325億84百万円となりました。
(5)特別損益
当期の特別利益は投資有価証


19:40 | 決算&開示データ
 

【免責事項】
サイト掲載情報の正確性、および完全性については最善を尽くしておりますが、その内容を保証するものではございません。また利用者が当サイト、およびサイトに関連するコンテンツ、リンク先サイトにおける一切のサービス等を利用されたことに起因、または関連して生じた一切の損害(間接的、直接的を問わず)について、当社、当サイト、投稿者および情報提供者は一切の責任を負いません。

Copyright © 2010- GoodWay Inc. All rights reserved.