金融&IT業界の情報サイト
 
 


 
【IT業界ニュース】 >> 記事詳細

2015/10/13

【日本IBM】メインフレーム・コンテストへの参加者数が過去最高を記録~約50カ国、13,000人の学生がメインフレーム・コンテストに参加 予定

| by:ウェブ管理者
IBM(NYSE: IBM)は本日、開発者向けスキル・トレーニングプログラム、メインフレーム・コンテスト(Master the Mainframe)の今年の全世界の学生参加者数が過去最高となる見込みであることを発表しました。さらに、今回初めてIBMと教育機関の協力により、意欲的な開発者に対して世界最速のLinuxシステムをクラウドで無償提供します。

メインフレーム・コンテストは世界の高校から大学の学生を対象としており、今年は初参加18カ国を含む47カ国で開催されます。開催期間はほとんどの国で10月から12月となっており、参加する学生は企業向けオペレーティング・システムの基礎知識の習得から、実際のITの現場での課題解決につながるプログラム開発までの一連の課題に取り組みます。今年は13,000人以上の学生が課題を完了すると見込まれており、各地の優勝者は2016年開催予定の世界大会に出場します。

また、マリスト大学(Marist College)、シラキュース大学情報学部(Syracuse University’s School of Information Studies)、およびドイツのライプチヒ大学(Leipzig University)の協力の下、LinuxONE Developer Cloudを今秋より提供開始します。この新しいプログラムでは、世界中の開発者がクラウドを通じてLinuxONEシステムを無償で活用し、アプリケーションの作成やテストを行うことができます。開発者向けクラウドは、教育機関パートナーのIBM LinuxONEシステムを利用して提供されます。マリスト大学のLinuxONE Developer Cloudは10月後半に稼動し、その後シラキュース大学、ライプチヒ大学でも稼動する予定です。

8月に発表したLinuxONEは、ハードウェア、ソフトウェア、サービスを組み合わせた業界最速、最先端のLinuxシステムです。LinuxONEは独立系ソフトウェア・ベンダーの一般的なツールおよびDocker、Apache Spark、MongoDB、MariaDB、PostgreSQLといった様々なオープンソース・ソフトウェアに対応します。*1

IBM z Systemsゼネラル・マネージャーのロス・マウリ(Ross Mauri)は次のように述べています。「次世代の開発者を惹きつけ、トレーニングすることは、私たちの世界をよりよいものにする技術の進化を続けるために重要なことです。私たちは学生たちにメインフレーム・コンテストやIBM LinuxONE Developer Cloudといったプログラムを通じて最新のテクノロジーに接する機会を提供し、学生がテクノロジーに触れる機会を提供しています。これによって学生たちはチャンスを探求し、新しいスキルを習得し、新しいイノベーションを生み出すことができるようになります」

メインフレーム・コンテストおよびLinuxONE Developer CloudはIBM z Systemsのアカデミック・イニシアチブの一環です。このプログラムは、IBMとお客様の開発者向けスキルトレーニング・プログラムで提携する教育機関が世界で70カ国以上1,400以上にまで拡大しました。

メインフレーム・コンテストは11年前のスタート以来、88,000人の学生が参加するまでに拡大しています。参加資格にプログラム経験は問いません。メインフレーム・コンテストは今年、日本、アイルランド、チェコ、ハンガリー、スロバキア、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、バーレーン、アンゴラ、ナイジェリア、クウェート、セネガル、モロッコ、エジプト、チュニジア、オマーン、パキスタン、そしてカタールの18カ国が新たに参加し、参加者数の記録更新が見込まれています。

当報道資料は、2015年10月9日(現地時間)にIBM Corporationが発表したプレスリリースの抄訳です。原文は下記URLを参照ください。
https://www.ibm.com/press/us/en/pressrelease/47806.wss (US)

*1 LinuxONEはDockerに対応させた Node.jsやMongoDBで1日に300億のRESTfulウェブインタラクションが可能で、データベースでは1秒間に47万回のリード/ライトを実行するIBMベンチマークテストに基づく。

ご参考情報: 日本におけるIBMメインフレーム・コンテスト2015の開催概要
メインフレーム・コンテストは、全世界で開催されるIBMメインフレームのスキル習得を目指した学生向けのプログラミング・コンテストで、日本では本年初めて開催します。参加者は、個人のパソコンから米国ダラスにあるIBMメインフレームにアクセスし、ガイドに沿って3つのパートからなる課題に取り組みます。コンテストの順位は、最終課題で作成するプログラムの品質で競います。
日本のメインフレーム・コンテストを勝ち進むと、2016年下半期に米国で開催予定の世界大会への参加に加えて、2016年2月下旬に米国ラスベガスで開催されるIBMイベント「IBM InterConnect 2016 (US)」へのご招待などの様々な副賞をご用意しています。

コンテスト期間: 2015年9月25日(金曜日)~11月30日(月曜日)

結果発表: 2015年12月(予定)

表彰式: 2016年3月、日本アイ・ビー・エム本社にて開催予定

世界大会: 2016年下半期、米国にて開催予定

参加対象: 日本国内在住で、高等学校、大学、大学院、専門学校に在学中の方

メインフレーム・コンテストには、ウェブサイトから参加申込みができます。
http://www.ibm.com/systems/jp/z/masterthemainframe/


原文はこちら
http://www-06.ibm.com/jp/press/2015/10/1301.html

16:04 | IT:一般
 

【免責事項】
サイト掲載情報の正確性、および完全性については最善を尽くしておりますが、その内容を保証するものではございません。また利用者が当サイト、およびサイトに関連するコンテンツ、リンク先サイトにおける一切のサービス等を利用されたことに起因、または関連して生じた一切の損害(間接的、直接的を問わず)について、当社、当サイト、投稿者および情報提供者は一切の責任を負いません。

Copyright © 2010- GoodWay Inc. All rights reserved.