IBM(NYSE: IBM)は本日、開発者向けスキル・トレーニングプログラム、メインフレーム・コンテスト(Master the Mainframe)の今年の全世界の学生参加者数が過去最高となる見込みであることを発表しました。さらに、今回初めてIBMと教育機関の協力により、意欲的な開発者に対して世界最速のLinuxシステムをクラウドで無償提供します。
また、マリスト大学(Marist College)、シラキュース大学情報学部(Syracuse University’s School of Information Studies)、およびドイツのライプチヒ大学(Leipzig University)の協力の下、LinuxONE Developer Cloudを今秋より提供開始します。この新しいプログラムでは、世界中の開発者がクラウドを通じてLinuxONEシステムを無償で活用し、アプリケーションの作成やテストを行うことができます。開発者向けクラウドは、教育機関パートナーのIBM LinuxONEシステムを利用して提供されます。マリスト大学のLinuxONE Developer Cloudは10月後半に稼動し、その後シラキュース大学、ライプチヒ大学でも稼動する予定です。
IBM z Systemsゼネラル・マネージャーのロス・マウリ(Ross Mauri)は次のように述べています。「次世代の開発者を惹きつけ、トレーニングすることは、私たちの世界をよりよいものにする技術の進化を続けるために重要なことです。私たちは学生たちにメインフレーム・コンテストやIBM LinuxONE Developer Cloudといったプログラムを通じて最新のテクノロジーに接する機会を提供し、学生がテクノロジーに触れる機会を提供しています。これによって学生たちはチャンスを探求し、新しいスキルを習得し、新しいイノベーションを生み出すことができるようになります」
メインフレーム・コンテストおよびLinuxONE Developer CloudはIBM z Systemsのアカデミック・イニシアチブの一環です。このプログラムは、IBMとお客様の開発者向けスキルトレーニング・プログラムで提携する教育機関が世界で70カ国以上1,400以上にまで拡大しました。