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2012/10/11

【日本銀行】金融政策決定会合議事要旨(9月18、19日開催分)

| by:ウェブ管理者

【日本銀行】金融政策決定会合議事要旨(9月18、19日開催分)
http://www.boj.or.jp/mopo/mpmsche_minu/minu_2012/g120919.pdf


Ⅰ.金融経済情勢等に関する執行部からの報告の概要


1.最近の金融市場調節の運営実績
金融市場調節は、前回会合(8月8日、9日)で決定された方針1のもとで、金融市場における需要を十分満たす潤沢な資金供給を行い、金融市場の安定確保に万全を期した。こうした中、無担保コールレート(オーバーナイト物)は、0.07%台後半から0.09%台半ばの間で推移した。


資産買入等の基金の運営状況をみると、短期国債買入れに対する応札はしっかりとしている。固定金利方式・共通担保資金供給オペレーションについては、応札額が未達となる「札割れ」が引き続きみられているが、エンド日の柔軟な設定など、オペ先の応札意欲を高めるための対応を続けている。長期国債買入れについては、国債利回りがきわめて低い水準まで低下している中、残存期間1年以上2年以下を中心に断続的に「札割れ」が発生した。


2.金融・為替市場動向
短期金融市場では、金利は、長めのゾーンを含め、低位で安定的に推移している。GCレポレートは、0.1%程度で推移している。ターム物金利をみると、短国レートは、長めのゾーンを含め、0.1%程度で安定的に推移しているが、発行レートは0.1%をごく僅かに下回っている。長めのターム物の銀行間取引金利は、横ばい圏内の動きとなっている。
長期金利についてみると、2 年債利回りは、0.1%を僅かに下回る水準で安定的に推移している。10 年債利回りは、米国経済の回復期待から米国の長期金利が上昇する中、一時0.8%台半ばまで上昇した。
その後、米国の金融緩和期待などから幾分戻し、足もとは0.8%程度の水準となっている。日経平均株価は、米欧株価につれて9千円台前半まで強含んだが、本邦経済指標の悪化や中国の景気減速懸念を背景に8千円台半ばまで下落した。その後は値を戻し、足もとは9千円前後で推移している。REIT価格は、上昇している。社債流通利回りの対国債スプレッドは、投資家の底堅い需要を背景に、引き続き総じて横ばい圏内で推移している。為替相場をみると、米国経済指標の予想比上振れを背景に、一時、円の対米ドル相場は 79 円台まで下落したが、その後は、米国の金融緩和などから、足もとでは、78 円台まで上昇した。円の対ユーロ相場は、欧州中央銀行によるユーロ圏国債購入に関する新スキームの決定を背景に、102 円台まで下落した。


詳細
http://www.boj.or.jp/mopo/mpmsche_minu/minu_2012/g120919.pdf


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