(2011/06/14)
清水銀行の業務支援システムを刷新、情報の一元管理化を実現
~地域金融機関向け統合ソリューション「BANK・R(バンクアール)」の
「営業支援」「電子稟議」「担保・保証管理」「顧客情報管理」システムを導入~
http://www.isid.co.jp/news/2011/0614.html
みずほ情報総研株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:井上 直美)と株式会社電通国際情報サービス(本社:東京都港区、代表取締役社長:釜井 節生、以下ISID)は、株式会社清水銀行(本社:静岡県静岡市、頭取:山田 訓史)向けに、地域金融機関向け統合ソリューション「BANK・R(バンクアール)」の「顧客情報管理」「営業支援」「電子稟議」「担保・保証管理」システムを導入し、6月13日から本稼働しましたので発表いたします。
清水銀行は、「BEST PARTNER BANK~地域に密着し、地域とともに成長する~」を目指す姿として掲げ、地域密着型金融を推進する中で、顧客要望に適時適切に対応し営業の質を高めています。この実現にあたり、銀行業務におけるシステム開発のノウハウを有するみずほ情報総研と、地域金融機関の業務システムに精通するISIDにシステムの刷新を委託することとなりました。
当ソリューションは、地域金融機関の経営課題にフォーカスし、融資・審査や営業チャネル構築、リスク分析など、高い専門性が求められる領域の業務に特化したパッケージです。業務ごとに機能を分けたモジュールによって構成され、業務優先度の高いシステムから段階的にシステム構築ができる点が特長です。
システム導入後は、渉外内容や企業情報など分断されていた情報を統一し、各部門で得た情報を統合データベースとして一元管理することにより、顧客実態を渉外担当、役員、本部で把握することが可能になります。それにより、共有化されたデータに基づいた営業支援、企業審査、融資方針、与信枠管理、案件審査、途上与信管理を、一連の業務として実施することが可能になります。また、融資稟議事務の電子化により、ペーパーレス化を実現し、稟議プロセスの効率化、審査基準の統一化・明確化を可能とすると同時に、コスト削減にも寄与します。今般の導入にあたっては、みずほ情報総研がプロジェクト・マネジメントを、ISIDがシステム開発および導入を担当しました。
みずほ情報総研は、金融系ITソリューション・プロバイダーとして、今後も地域金融機関をはじめとする銀行業界の情報システムの充実および高度化、ITインフラのレベルアップを強力に支援してまいります。
ISIDは、地域金融機関の「ゆるぎない経営力」と「顧客満足」、そしてそれらを通じた「地域社会への貢献」の実現のため、地域金融機関の業務の高度化・効率化を支援する「BANK・R」シリーズの強化を図ってまいります。
* BANK・R は株式会社電通国際情報サービスの登録商標です。