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2018/02/28

【みずほ銀行】サウジアラビア国営水道公社(National Water Company)とのアドバイザリー契約の締結について

| by:ウェブ管理者
株式会社みずほ銀行(頭取:藤原 弘治)は、2018 年 2 月、サウジアラビア王国(以下、「サウジアラビア」)の国営水道公社(National Water Company、以下、「NWC」)と配水部門の民営化プロジェクトに関するアドバイザリー契約(以下、「本契約」)を締結しました。

NWCは、サウジアラビアにおいて配水・下水処理等を担う公社です。近年、サウジアラビアは、化石燃料等資源依存の経済構造から脱却すべく、国家プロジェクト「Saudi Vision 2030」を掲げ、産業多角化・民営化の推進をしています。水分野についても、都市部を中心に急速に人口が増加している状況下、下水道施設を含む水処理の安定運営供給が重要課題となっているほか、NWCは、民営化推進による財政負担削減や運営の高度化について、さまざまな検証を進めています。

本件は、配水部門の完全民営化方針のもと、同部門を6つの地域で分社化し、コンセッション方式による民営化を想定している案件であり、サウジアラビアにおける民営化推進のモデルケースとして重要な案件です。

本契約により、〈みずほ〉は、NWCに対し、官民連携ノウハウ、産業面、金融面等の知見を提供しながら民営化最適モデルの検証を行っていきます。具体的には、〈みずほ〉は、フィナンシャルアドバイザーとしての役割に加え、リードアドバイザーとして、他のリーガルアドバイザー、テクニカルアドバイザーと協働し、6つの地域における配水部門民営化プロジェクト、6案件のアドバイスを行います。

なお、〈みずほ〉は、2017年7月に、NWCより下水道施設の民営化プロジェクトについてもアドバイザリー契約も受託しており、本契約により、NWCの主要業務である下水処理・配水分野に関する民営化プロジェクトをともにアドバイスすることとなります。

〈みずほ〉は、サウジアラビアにもっとも早く進出した邦銀として、2009年11月のみずほサウジアラビア設立以来、当地にてアドバイザリービジネスを始めとした総合金融サービスを提供してきました。今後も、日系企業等の海外進出をさらに支援していくとともに、日本・サウジアラビア両国の発展にも貢献していきます。


原文はこちら
https://www.mizuhobank.co.jp/release/pdf/20180228release_jp.pdf

16:07 | 金融:銀行
 

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