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2019/09/12

【日本証券クリアリング機構】Asia Risk誌「Clearing House of the Year」の受賞について

| by:ウェブ管理者
当社は、この度Asia Risk誌の主催する「Asia Risk Awards 2019」において、「Clearing House of the Year」を受賞いたしました。

同賞は、デリバティブ取引に係るサービス提供において革新的な取組みを行い、成果を上げた清算機関に対して贈られるもので、当社は、2013年以来、2度目の受賞となります。今回の受賞は、円金利スワップ取引清算サービスにおけるクライアント・クリアリング(清算参加者を通じた顧客取引の清算)の拡大とJSCC提案型コンプレッションの導入など参加者の利便性向上を目指したサービスの提供が評価されたものです。

当社の円金利スワップ取引に係る清算サービスには、日米欧の主要な金融機関23社が参加しており、清算高はこの5年間で約50%増加し、現在では1日あたり約4兆円(債務負担金額、想定元本ベース、片道)の清算を行っています。こうした状況から最近では清算参加者だけでなく、当社でのクライアント・クリアリングの利用を希望する先が海外ファンドを中心に増え(本年8月末現在98社)、クライアントに係る清算規模は、2018年には約33兆円(債務負担金額、想定元本ベース、片道)と、前年比で2倍以上増加しています。

また、金利スワップ以外においても、2018年における当社のCDS清算高は約1兆3千億円(債務負担金額、想定元本ベース、片道)と前年比約40%増を記録しており、利用者におけるリスク管理ツールとしてのニーズを背景に今後も継続的な成長が期待されています。

当社代表取締役社長の深山浩永は、今回の受賞について、「当社におけるクライアント・クリアリングの拡大及びその成果の基礎となる清算サービス向上に係る当社の継続的な取組みを評価いただいたことを大変喜ばしく思うとともに、日頃から当社の円滑な清算業務運営にご協力をいただいている清算参加者をはじめとする関係者の皆様に深く感謝をいたします。当社は、今回の受賞を励みとして、これからも金融商品取引における中核インフラとして、その役割を確実に果たしてまいります。」と話しています。

当社は、今後もリスク管理の高度化や清算・決済の利便性・安全性向上などを通じて、清算機関としての基本機能を強化しながら、利用者のニーズを的確に把握し、新たなニーズに対応した清算サービスを提供してまいります。

原文はこちら
https://www.jpx.co.jp/jscc/information/press_releases/u89at3000000dmvf-att/JSCC_Press_Release_Asia_Risk_Awards2019_j.pdf

15:08 | 金融:行政・取引所・団体
 

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