【NTTデータ】株式会社DACSの子会社化について
http://www.nttdata.com/jp/ja/news/release/2013/062800.html
株式会社NTTデータ(代表取締役社長 岩本 敏男、以下NTTデータ)は2013年6月28日、株式会社日立ソリューションズ(取締役社長 佐久間 嘉一郎)と株式会社アイネス(代表取締役社長 林 義裕)が持つ株式会社DACS(代表取締役社長 佐藤 尚文、以下DACS)の発行済株式の95%を譲受し、本日付けでDACSはNTTデータの子会社となります。
DACSは、株式会社りそな銀行(以下りそな銀行)から培った、金融分野における事務企画・運用ノウハウを強みに、コンサルティングサービス、アウトソーシングサービス、システム構築サービスを金融機関、自治体、大学等を中心に展開しています。
本提携の概要
今回の提携によりNTTデータは、DACSが有している顧客・事業基盤、銀行業務を中心とした事務ノウハウ、ならびに豊富なアウトソーシングサービスの実績と、NTTデータグループの持つ幅広い金融機関に対する豊富なシステム開発・運用ノウハウを活用し、事業の拡大を図ります。
具体的には、以下のようなシナジーを目指します。
1.BPO注1事業の拡大
DACSが保有する金融機関、企業および自治体向けの各種アウトソーシングサービス、データ集配信・エントリーサービス、大量プリント・封入封緘サービスを活用することで、NTTデータグループのBPO分野におけるサービスラインアップの拡充を図ります。
2.金融機関向けコンサルティングサービスの提供
NTTデータグループの持つ幅広い金融機関のお客さまに対して、DACSが保持する金融分野における高度な人材を生かした、金融系事務やリスク管理に関するコンサルティングやPMO注2支援など、システム構築の初期工程に対するお客さまニーズに応えます。
3.金融機関向けITアウトソーシング事業の強化
DACSが有する、りそな銀行のシステム構築の受託実績とノウハウを生かして、金融機関向けITアウトソーシング事業のさらなる強化を図ります。
4.BCP等多様なニーズに対応したデータセンターサービスの提供
DACSの持つ関東、関西二つのデータセンターは、いずれも東京23区内、大阪市内の便利なロケーションに立地されています。
長年培ってきたNTTデータのデータセンタービジネスの実績と金融機関向けシステム運用を得意とするDACSとのシナジーにより、安心・高品質なサービスを、お客さまのより多様なニーズに合わせた形で提供します。