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2016/07/29

【三重銀行】平成29年3月期第1四半期決算発表について

| by:ウェブ管理者
1.当四半期決算に関する定性的情報

(1) 連結経営成績に関する定性的情報
当第1四半期連結累計期間(平成28 年4~6月)におけるわが国の経済を振り返りますと、雇用のひっ迫感が強まるなか賃金の伸びが底堅く推移した一方、熊本地震の影響などが消費意欲を押し下げ、個人消費は弱い動きとなりました。また、円高進行や新興国経済の減速を背景に輸出が減少したため、企業の生産活動も勢いを欠く状況でした。総じてみると、景気は停滞感がみられました。

当行の主な営業地盤であります三重・愛知両県下においても、個人消費がおおむね横這いで推移したほか、主要産業の電子部品・デバイスや自動車関連を中心に、円高進行や熊本地震による輸出・企業生産への下押し影響が大きく、景気は足踏みの状況となりました。
このような環境のもと、当行は平成27 年4月よりスタートした中期経営計画「成長 ~地域とともに~」を遂行し、持続的な成長に不可欠な間口の拡大を図りながら、トップライン収益の増強を図りました。

当第1四半期連結累計期間の連結経営成績につきましては、経常収益は、貸出金の利息収入が利回り低下を主因に減少したことなどから、前第1四半期連結累計期間比4億21百万円減少し83億5百万円となりました。一方、経常費用は、株式等の売却損・償却が増加したことなどから、前第1四半期連結累計期間比50百万円増加し70億26百万円となりました。この結果、経常利益は、前第1四半期連結累計期間比4億70百万円減少し12億79百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は、同23百万円増加し11億16百万円となりました。

(2) 連結財政状態に関する定性的情報
貸出金は、地元事業性貸出金並びに個人ローンの増強に努めました結果、前年度末比44億円増加し1兆3,385億円となりました。

預金は、引き続き取引間口の拡大に努めたことにより個人預金は増加したものの、法人等からの預金が減少したことにより、預金と譲渡性預金を合わせた残高は前年度末比167億円減少し1兆6,925億円となりました。なお、前第1四半期連結会計期間末と比較しますと102億円増加しております。
有価証券は、市場動向を注視しつつ機動的な運用に努めました結果、前年度末比194億円増加し4,563億円となりました。

また、資産は、現金預け金が減少したことなどから前年度末比195億円減少し1兆9,241億円、負債は、預金等が減少したことなどから同181億円減少し1兆8,061億円となりました。純資産は、その他有価証券評価差額金が減少したことなどから前年度末比13億円減少し1,179億円となりました。

(3) 連結業績予想に関する定性的情報
平成29年3月期の連結業績予想につきましては、平成28年5月13日に公表した数値に変更はありません。


原文はこちら
http://www.miebank.co.jp/aboutus/zaimu/pdf/all_2016.06.pdf

18:11 | 金融:銀行
 

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