世界中の顧客がIBMクラウドへの移行を進めており、SoftLayerについて、昨年だけで数千の新規顧客に採用されました。新規顧客である、Macy'sやWhirlpool、Daimler子会社のmoovel Gmbh、Sicoss Groupをはじめとする多くの企業が、新たなハイブリッド・クラウド時代に対応するため、オペレーションの転換を図っています。ハイブリッド・クラウド・コンピューティングは、両方の長所をうまく生かして、従来のITシステムとクラウドの連携を実現します。主要なアプリケーションやデータはオンプレミスで維持する一方で、別のワークロード、いわゆる、顧客やパートナーとのSystems of Engagementはクラウドに移行し、データへの高速アクセス、新規サービスの拡大やコスト削減をサポートします。実際、世界有数の企業でもある、IBMの戦略的顧客の上位100社のほぼ半数が、ハイブリッド・クラウド・モデルへの移行に伴い、IBMによるクラウド・ソリューションを実装しています。
IBMグローバル・テクノロジー・サービスのシニア・バイス・プレジデントであるエリック・クレメンティ(Erich Clementi)は、次のように述べています。「初年度、SoftLayerの買収がIBMクラウドにとって極めて重要なものであったことが証明されました。SoftLayerは、当社のインフラストラクチャー、プラットフォーム、Software as a Serviceソリューションを支えると同時に、ハイブリッド・クラウド環境がもたらすスピード、柔軟性、セキュリティーを求めるWeb上の新興企業から既存企業まで、多数の業界企業の資産を変革することによって、早期にIBMのクラウド・ポートフォリオの基盤となりました。データ・リッチ型のワークロードの量や複雑さが日々急増する世界では、市場におけるパブリック・クラウドやプライベート・クラウドのあらゆる選択肢から、IBMクラウドとそのすべての