バーゼル銀行監督委員会(以下、「バーゼル委」)は、12月14日、「バーゼルIII改革の影響と効果に関する評価」(原題:Evaluation of the impact and efficacy of the Basel III reforms)と題する報告書を公表しました。
バーゼル委は、金融危機後のバーゼル規制改革の影響評価に取り組んでおり、その一環として、これまで、2021年に「バーゼル規制改革に関するCovid-19パンデミック初期の教訓」(原題:Early lessons from the Covid-19 pandemic on the Basel reforms)を、本年10月に「バーゼル枠組みにおけるバッファーの使用可能性とシクリカリティ」(原題:Buffer usability and cyclicality in the Basel framework)を公表しました。