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2014/11/04

【北都銀行】「バンコク宣言:AEC+3 バンキング・イニシアチブ」の締結について

| by:ウェブ管理者
フィデアホールディングス株式会社(本社:仙台市、社長兼CEO:里村 正治)とフィデアグループの株式会社荘内銀行(本社:鶴岡市、頭取:國井 英夫)、株式会社北都銀行(本社:秋田市、頭取:斉藤 永吉)は、アセアン加盟国と日本、中華人民共和国(以下、中国)、大韓民国(以下、韓国)の3 カ国の金融機関からなる相互連携協定「バンコク宣言:AEC*+3 バンキング・イニシアチブ」(以下、本協定)に参加しましたのでお知らせいたします。
*AEC は、アセアン経済共同体、「+3」は日本、中国、韓国の3 カ国を指す。

今や世界経済を牽引するひとつの原動力となったアセアン地域では、2015 年末に向けて欧州EU のASEAN 版とも言われるアセアン経済共同体(AEC)の創設が進められております。「域内の関税撤廃」「貿易の円滑化」「投資の自由化」など共通した枠組みを作り、当該地域の更なる経済発展を目指しております。こうした状況下、本日、タイ王国の主要な商業銀行であるカシコン銀行の主導により、首都バンコクにて各国の参加銀行との間で本協定が締結されました。
本協定には、ASEAN 加盟国、中国、韓国から9 行、日本からはフィデアホールディングスほかそれぞれの地域や各県を代表して地方銀行25 行が参加し、アジアの金融機関を結ぶ革新的なプラットフォームが誕生いたしました。

このプラットフォームにおいては、例えば多岐にわたる新鮮な情報の共有、各国の投資環境や金融に係る専門家の育成、顧客紹介やビジネスマッチングなど、金融情報サービス分野での協力にも重点を置く運営となります。今後は本協定によりASEAN 経済の統合加速化とともに日本を含む「AEC+3」の経済成長への貢献にもつながるものと期待されます。

本協定のスローガンとして、“アジアの地域を結んで繁栄を行き渡らそう”を掲げております。主導的役割を担ったカシコン銀行は、本協定の背景について「国ごとの個別の銀行間連携の積み重ねでは、これからのニーズに十分に応えられない。銀行が海外拠点を作る際の高コスト、国際経験を有する人材不足、各国の硬直的な規制など様々な壁を乗り越えるためには、アジアの国々をまたがる広域での協定参加銀行間の協力が必須である」としています。


原文はこちら
http://www.hokutobank.co.jp/news/pdf/20141103.pdf

18:06 | 金融:銀行
 

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