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2016/03/17

【野村ホールディングス】ノムラ個人投資家サーベイ(2016年3月)を掲載~アメリカドル/円レートは円安を見通す回答が増加

| by:ウェブ管理者
(1) 『ノムラ個人市場観指数』は 45.645.645.6 と 2カ月連続低下
3カ月後の株価見通しについて「上昇する」という回答比率と「下落する」という回答比率の差である『ノムラ個人市場観指数(Nomura I-View Index)』は45.6と2カ月連続で前月比低下した。調査時の日経平均株価(16年3月7日終値)は16,911.32円と前回調査時(16年2月1日終値:17,865.23円)を953.91円下回った。

(2) 「為替動向」の注目度が 上昇 、「国内金利動向」の注目度が低下 、「国内金利動向」の注目度が低下
今後3カ月程度で株式市場に影響を与えると思われる要因について質問したところ、「為替動向」を挙げた回答比率は23.1%と前月比8.3%ポイント上昇した。一方「国内金利動向」の回答比率は7.4%と前月比4.4%ポイント低下した。マイナス金利の影響に対する関心がやや薄らいだと見られる。

(3) 業種別では 「運輸・公共 」、「金融」 、「金融」 の注目度が上昇
今後3カ月程度の個人投資家の各業種に対する見方について、「魅力的な業種」との回答比率から「魅力的と思えない業種」との回答比率を差し引いたDIを見ると、「運輸・公共」のDIは4.6と前月比3.8ポイント上昇し、DIの上昇幅が最も大きい業種になった。また、「金融」のDIは-22.1と前月比2.2ポイント上昇した。一方、「自動車」のDIは前月比4.4ポイント低下し、低下幅が最も大きい業種となった。

(4) アメリカドル/円レートは 円安 を見通す回答が増加
3カ月後のアメリカドル/円レートの見通しについて、円安ドル高を見込む回答比率の合計は50.6%と前月比5.8%ポイント上昇した。「5円程度円安ドル高」との回答比率は39.0%と前月比0.2%ポイント低下したが、「10円程度円安ドル高」を見込む回答比率は前月比4.6%ポイント上昇した。「10円以上円安ドル高」の回答比率も前月比1.4%ポイント上昇した。円高ドル安を見込む回答比率の合計は49.4%と前月の55.2%から5.8%ポイント低下した。「5円程度円高ドル安」との回答比率は35.8%と前月比6.5%ポイント低下したが、「10円程度円高ドル安」を見込む回答比率は前月比0.5%ポイント上昇した。「10円以上円高ドル安」の回答比率も同0.2%ポイント上昇した。

(5) 「アメリカドル」に投資魅力が あるとの回答依然 最も多い
今後 3 カ月程度の各通貨に対する見方について、「最も投資魅力がある通貨」との回答比率から「投資魅力があると思えない通貨」との回答比率を差し引いたDI を見ると、「アメリカドル」が32.8と前月比5.6ポイント低下したが、引き続き一位となった。また、「ユーロ」も-5.2と前月比2.7ポイント低下した。一方「中国元」が-53.1と最下位ではあるものの、前月比4.4ポイント上昇した。

(6) 金融商品では「預貯」への注目度が 大幅低下
各金融商品に対する考え方について、「新しく保有したい、あるいは保有金額を増やしたい金融商品」との回答比率から「保有をやめたい、あるいは保有金額を減らしたい金融商品」との回答比率を差し引いたDIを見ると、「預貯金」のDIは21.4と前月比6.9ポイント下落した。一方「外国で発行された証券」(「海外株式」「海外投資信託」「海外債券」の合計)のDIは17.4と前月比3.3ポイント上昇した。また、「金」のDIは12.2と前月比3.0ポイント上昇し、13年9月以来の高水準になった。


原文はこちら
http://www.nomuraholdings.com/jp/news/nr/nsc/20160317/20160317.pdf

17:09 | 金融:証券
 

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