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2021/07/12

【山梨総合研究所(共催:テレビ山梨、山梨県立大学)】いまの「わたし」から、新たな「わたしたち」へ、「やまなし地域づくりフォーラム2021」開催!

| by:サイト管理者


 2021年7月10日(土)、公益財団法人 山梨総合研究所(共催:テレビ山梨山梨県立大学)は、「やまなしプラザ(山梨県防災新館)オープンスクエア」において、「やまなし地域づくりフォーラム2021」開催した。

 先行き不透明なVUCA(※)時代を迎え、地域を取り巻く課題も複雑化・複合化する中、その解決には、従来の枠組みを超えた新たなつながりが求められており、多様な個のつながりが織りなす未来の可能性について考える対話の場として開催された。
(※ VUCA(ブーカ):Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性))



 会場には、地域づくりに関心を持つ幅広い年代、各分野で地域づくりに携わる参加者が続々と訪れた。(定員70名)

チェックイン

 冒頭に、司会進行を務める 佐藤 文昭さん(山梨総合研究所 調査研究部長、山梨県立大学 特任教授)より、この日のプログラムについて紹介。チェックインでは、参加者同士でひとこと(今の気分や参加の理由、現在の取組みなど)交わし合った。

パーパス 目的

 今井 久さん(山梨総合研究所 理事長)より、お礼の言葉と共に「パーパス(目的)」と題して、今回のプロジェクトの意義と山梨総合研究所の取組みについて紹介。「豊かな地域の未来の実現」を目指して自治体との調査研究や自主研究に触れ、情報を共有し、共に未来を創り出していくアクションの必要性と、そこからブレイクスルーが生まれることへの期待を込めて挨拶。



ライトニングトーク 自己紹介

 自己紹介では、各分野で活躍する7名の活動家から、それぞれの取組みの目的、活動の内容、そこに込める想いを共有。

  勝俣 美香さん(富士吉田市 富士山課
  加藤 香さん(特定非営利活動法人 bond place
  辻 麻梨菜さん(株式会社トレジャーフット

ダイアログ(対話) ~「わたし」から「わたしたち」へ~


 ダイアログ(対話)では、清水 洋介さん(山梨総合研究所 研究員)がファシリテーターを務め、先行き不透明なVUCA時代を迎え、新たな「つながり」や、新たな「わたしたち」が求められている中、ライトニングトークに登壇した7名にとっての「ターニングポイント」、「つながり」、「地域づくりにおける「つながり」で大切なことは何か」について、それぞれの活動内容を踏まえ私見が披露された。その後、参加者からの質疑応答が行われた。




インフォメーション

 インフォメーションでは、遠山 博美さん(テレビ山梨 新規事業特任ディレクター、SDGs委員会事務局長)より「やまなし地域づくり交流センター(2021年8月12日オープン予定)」について動画を交えて紹介。地域づくりの拠点として交流や連携を進める機会と場を提供し、地域課題の解決と経済の活性化に向けた社会貢献活動や起業を支援すべく「つどう、つながる、うまれる」をコンセプトに新しい価値観や仕事を生み出す拠点、SDGsの考え方を取り入れた啓蒙の拠点としていきたいとした。

 続いて、杉山 歩さん(山梨県立大学 国際政策学部 准教授、COC+R 教育プログラム長)より「VUCA時代の成長戦略を支える実践的教育プログラム PENTAS YAMANASHI」について紹介。『「たくましさ」から「しなやかさ」へ』という時代の変化を迎え、みんなで新しい社会を創っていく学びの場となる教育プログラムとして学生のみならず社会人にも開放しており、「やまなし地域づくり交流センター」をはじめ各団体とも連携していくことなど、今後の活動について詳しく紹介した。



 続いて、佐藤 文昭さん(山梨総合研究所 調査研究部長、山梨県立大学 特任教授)より、「やまなし未来共創HUB」について紹介。地域の多様な課題を前に、一歩踏み出すことで新たなつながりが生まれ、ビジョン/問題意識/価値観を共有し、テーマごとに深め合い、課題解決につなげていきたいとした。また、事業化の前に、何が問題なのか、氷山の下側にある問題の本質を多様な視点で深め合い、違う答え、違う解決策が見つかることを期待していると語った。そして、今後、3年間にわたり毎年テーマを設定して深堀りを進め、そこからアイデアを創発し、「やまなし地域づくり交流センター」の活用、「やまなし未来共創HUB会議」を通じて事業化を目指していきたいと抱負を述べ、締めくくった。

チェックアウト


 最後に、チェックアウトでは、参加者一人ひとりが感じたこと(わたしが、新しい「わたしたち」で創りたい未来とは)を言葉として書き出し、ボードに掲載して共有。『いまの「わたし」から、新たな「わたしたち」へ』、これからの新たな出会いとつながりから生まれる「やまなし未来共創HUB」の今後の活動と展開を楽しみに期待し、注目したい。

【やまなし未来共創HUB会議】



(取材、撮影、記事、編集・制作 : GoodWayメディアプロモーション事業部 @株式会社グッドウェイ )




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