【シンプレクス・コンサルティング】決算短信〔日本基準〕(連結)
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当連結会計年度の業績において特記すべき事項は以下のとおりであります。
① 売上高、営業利益、経常利益、当期純利益ともに前年同期を上回る業績となりました。
② 売上高は、FX取引量の低迷によるインセンティブ収入の減少、FX顧客の一部で事業撤退に伴う解約があったものの、システムインテグレーションの大型案件が順調に推移したことにより、16,620,930千円(前年同期15,974,940千円)となり前年同期を上回る結果(前年同期比4.0%増)となりました。
売上高総利益率は、システムインテグレーションの前期低採算案件が無くなったことによる回復があったものの、UMSサービスのインセンティブの低迷並びに解約による減収があり、34.7%(前年同期37.1%)と前年同期を下回りました。
販売費及び一般管理費は、研究開発費732,696千円(前年同期1,471,807千円)が減少した影響などにより、3,355,886千円(前年同期3,926,039千円)と減少し、売上高販管費率は20.2%(前年同期24.6%)と前年同期を下回りました。研究開発費については、新世代インターネット取引システムへの投資が一段落したため、大きく減少しております。
また、シンプレクス・コンサルティングにおいて、顧客であるスター為替証券様で平成24年4月に発生したシステム障害に起因して、契約条項に基づく当社賠償責任の範囲における損害賠償の支払いを行う可能性が高いことを勘案し、損害賠償の金額と見込まれる18,280千円を引当金繰入額として特別損失に計上しております。
その結果、営業利益は2,407,525千円(前年同期1,993,635千円、前年同期比20.8%増)、経常利益は2,418,357千円(前年同期2,025,294千円、前年同期比19.4%増)、当期純利益は1,523,244千円(前年同期1,057,627千円、前年同期比44.0%増)と前年同期を上回りました。
関連情報
2013年3月期 通期決算説明会資料
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