(2012/06/28)
有力FX企業15社の月間データランキング-2012年5月-
http://www.yano.co.jp/press/press.php/000956
調査要綱矢野経済研究所では、次の調査要綱にてFX(外国為替証拠金取引)店頭取引市場における有力企業15社のアンケート調査を実施した。
1.調査期間:2012年6月
2.調査対象:FX業界大手、有力企業のうち社名又は数値の公表を前提として、協力を得られた15社を対象とした。
一部の企業で、統計数値や社名について非公開のものもあるため、集計対象が15社にならないものもある。
※社名及び数値を非公開とする企業は、集計の際、「その他」としてランキングから除外した。
3.調査方法:当社専門研究員によるe-mailによるアンケート調査
調査結果サマリー
◆ 2012年5月は多くの企業で預かり残高、口座数ともに増加、取引高には明暗も
5月は4月と同様に円高基調が続いたが、FX業界では低スプレッド競争が加速し、取引高については本調査協力企業によって明暗が分かれた。一方、依然として預かり残高、口座数は多くの企業で増加を続けている。
◆ 2012年5月の預かり残高の第1位は外為どっとコム、第2位はGMOクリック証券
2012年5月末の有力FX企業14社*の預かり残高の合計は5,433億円で前月比2.45%増となった。
本調査協力企業のうち、多くの企業で預かり残高の増加傾向が続いている。
◆ 2012年5月の口座数の第1位は外為どっとコム、第2位はGMOクリック証券
2012年5月末の口座数は有力FX企業14社*の合計で232万口座(前月比1.24%増)となった。新規口座開設数の合計は前月比で2.8万口座増であった。
◆ 2012年5月の取引高の第1位はGMOクリック証券、第2位はDMM.com証券
2012年5月の月間取引高は有力FX企業13社*の合計で100兆円(百万通貨は1億円として換算)となり、前月比5.67%増であった。
(*注.集計対象は、預かり残高14社、口座数14社、取引高13社、いずれも無回答を除く。)
(詳細はこちら)
http://www.yano.co.jp/press/pdf/956.pdf