【日本ユニシス】クラウド型モバイルアクセスゲートウェイサービス「mobiGate™」を提供・自社利用開始~ 端末・キャリアを選ばず、個別開発システムにも対応、短期間で安全にBYODを促進 ~
http://www.unisys.co.jp/news/nr_121101_mobigate.html
日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、社長:黒川 茂、以下 日本ユニシス)は、iPhoneやiPadなどのスマートフォン/タブレット端末(以下 スマートモバイル)から、企業システムを利用するためのクラウド型モバイルアクセスゲートウェイサービス「mobiGate(モビゲート)」を、本日より提供を開始します。
スマートモバイルを企業で利用するためには、端末や回線の費用負担、端末の管理、セキュリティの確保などさまざまな課題があります。そのようななか、個人所有のスマートモバイルを業務に活用するBYOD(注1)という手法が注目を集めています。
日本ユニシスが提供するモバイルアクセスゲートウェイサービス「mobiGate」は、これらの課題を解決するクラウド型サービス(SaaS(注2))です。スマートモバイルを「mobiGate」経由で接続すると、メール・スケジュールなどのグループウェア、企業内のWebサイトやファイルサーバー、SFA(注3)/CRM(注4)ソリューションなどの企業システムが、短期間で安全に活用できます。
「mobiGate」の主な特徴は次のとおりです。
iPhoneやiPadといったiOSやAndroid® OS端末はもちろん、従来型携帯電話(フィーチャーフォン(注5))にも対応。特定の端末機種や通信キャリアに依存することなく利用できます。
端末側にはデータを持たないほか、ユーザーごとの利用システム制限、端末識別番号によるアクセス認証、暗号化通信など、業務活用のためのセキュリティ機能を網羅しており、情報漏えいリスクが大幅に低減されます。
クラウド型(SaaS利用)とオンプレミス型(自社構築)の2つの導入形態が選択でき、端末側でのセキュリティや機能制限などの個別設定が不要なため、BYODが短期間で実現できます。
「mobiGate」は、パッケージ型業務システムのユーザーインターフェースをスマートモバイル向けアプリに変換し、スマートフォンやタブレット端末ならではの高い操作性を実現できます。また個別開発システムにおいても、ユーザーインターフェースをカスタマイズすることにより、業務で必要なスマートモバイル用システムを全て「mobiGate」に集約することができます。
「mobiGate」は、普及が目覚ましいスマートフォンのBYODにも最適なソリューションです。日本ユニシスグループは、BYODを促進することにより、スマートモバイルの業務活用の活性化に取り組みます。
さらに日本ユニシスグループは、「mobiGate」の提供開始と合わせ、自社利用を開始します。ワークスタイル変革を掲げる当グループでは、これまでもUSB型認証キーを使った「SASTIK®サービス」やクラウド型サービスである「ICT仮想デスクトップサービス(DaaS(注6))」を自社に適用し、事業継続対策や在宅勤務制度に取り組んできました。今後は外勤の多い営業職を中心に「mobiGate」を自社利用することでBYODを促進し、お客さまと従業員からのフィードバックによる一層のサービス改善とともにワークスタイル変革に努めます。
「mobiGate」の価格は、グループウェアへの接続利用の場合で、月額800円/ID(クラウド型、最小10 IDより、税別)から。今後5年間で100社への導入を目指します。