【NTTデータ】タブレットのみで取引を完結させる営業店ソリューション「&port.」を提供開始～来店必要取引の事務効率化・コスト削減・営業力強化を実現～ - グッドウェイ：金融・IT業界・フィンテック情報ポータルサイト（GoodWay Fintech）

2021/04/19	【NTTデータ】タブレットのみで取引を完結させる営業店ソリューション「&port.」を提供開始～来店必要取引の事務効率化・コスト削減・営業力強化を実現～	\| by:ウェブ管理者

株式会社NTTデータ（本社：東京都江東区、代表取締役社長：本間洋、以下：NTTデータ）は、新たな金融機関向け営業店ソリューション「&port.（アンポート）」を、2021年4月8日より株式会社山陰合同銀行（本店：島根県松江市頭取：山崎徹、以下：山陰合同銀行）の試行店へ提供開始し、安定運用を確認しました。
「&port.」は、相談業務の強化を重視し、行員と顧客との大切な対話をサポートする営業店ソリューションです。タブレットを利用して顧客と行員が対話しながら、本人確認や取引に必要な情報の入力を自然に行えるUI／UXを提供します。「BeSTAR」との連携によりタブレットのみで取引を完結できること、またスマホアプリとの連携で顧客セルフ取引が推進されることで、事務作業時間を削減し顧客との対話時間を充実させることができます。これらの実現により、店舗を「手続きの場」から「相談・営業の場」へシフトします。
山陰合同銀行では、タブレットを利用した普通預金口座開設を開始しており、同年5月より全店展開を予定しています。今後、対象業務も順次拡大予定です。
NTTデータでは、「&port.」を含む営業店ソリューションを拡販し、2026年までに10行以上への導入を目指すとともに、「&port.」を次世代営業店構想の一環として拡張していきます。

背景・概要

銀行にとって重要な顧客接点である営業店においては、ペーパーレス化をはじめとする事務効率化や専用端末の削減による店舗軽量化、来店客に対する営業力強化が課題となっています。
NTTデータはこれらの課題に対応するソリューションとして、来店が必要な取引でもタブレットで顧客と行員が対話しながら手続きを完結させる、「&port.」を提供します。
今回、ファーストユーザーである山陰合同銀行にて、2021年4月8日よりタブレットを利用した普通預金口座開設を試行店展開開始し、同年5月より全店展開予定です。

特長

「&port.」は、タブレットを用いて顧客と対面で本人確認や取引情報の入力を行い、取引の実行までペーパーレスで一貫して実施できる営業店ソリューションです。また、タブレットを中心に、「BeSTA」注1を利用する共同センターの各種サービスとの連携やスマホアプリ注2の連携も可能にし、「来店必要取引の事務効率化・コスト削減」と「来店不要取引のさらなるセルフ化促進（スマホ活用）」に寄与します。これにより、営業店の「効率化・軽量化」と「相談・営業の場へのシフト」を実現し、営業店の価値を最大化します。

1．対話型によるタブレット完結取引の実現
「&port.」では、顧客と行員が対話しながらタブレットに直接入力することで、伝票を削減し、出力帳票を電子化します。これにより、ペーパーレスでの取引の完結を実現し、専用端末の削減にも寄与します。また、顧客との対話密度を向上させることで、営業力強化に寄与します。
2．汎用パソコンの活用
タブレットにて手続きを実施した際の役席承認、事後の取引履歴照会を現在利用している汎用パソコンにて実行できます。さらに、各種勘定系照会も実施することができ、専用端末のさらなる削減も可能です。
3．「BeSTA」を利用する共同センターとの連携による事務効率化（今後提供予定）
タブレット完結取引のみならず、「BeSTA」を利用する共同センターの各種サービス連携を可能にすることで、後方事務削減等の事務効率化を目指します。
4．顧客スマホとの連携（今後提供予定）
「&port.」では口座開設時等店頭での手続き時に、スマホアプリの即時登録を実施し、アプリ利用率の向上に寄与します。これにより、顧客セルフ化・来店不要取引の削減を実現します。
今後は、顧客は来店予約時に事前に手続内容を入力し、来店時には、スマホだけで簡単に手続きを実施する機能拡充を目指します。

原文はこちら
https://www.nttdata.com/jp/ja/news/release/2021/041900/

15:07 | IT：一般

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