その上で、常時山形と日本、世界のスタートアップをつなぐVtuber「ジョージ・ヤマガタ氏」が応援する「Show night Hammer(ショウナイハマー)釣りケーション」構想を披露した。とりわけ、ワーケーションが全国的な盛り上がりを見せている中、今後大切な視点として「従来型のワーク(=決められた仕事)× バケーション」によるワーケーション概念は既に古くなりつつあり、「釣り(=創造的な遊びの一例)× バケーション」という尖がったコンセプトにより、仕事か遊びかの二項対立を超えた創造的な営みが可能となり、それこそが日本の目指すべき高度付加価値社会における、経済成長も含めた価値創造のための新結合となる、との自説を展開した。またそのためのインフラとして、釣りの合間に仕事もできる簡単なシェアスペースが庄内浜には複数必要であり、山形県庁としても「庄内ワーケーション」の「晴釣雨読」をしっかりとサポートしたい、と述べた。
閉会の挨拶は、遠藤 米太郎さん(由良自治会活性化委員会 会長)が登壇。お礼の言葉と共に、活性化委員会の背景と活動、由良の魅力の数々を紹介、「由良ワーケーション キックオフミーティング in 海テラスゆら」を締めくくった。
今回、初の開催となった「由良ワーケーション キックオフミーティング in 海テラスゆら」。山形県のコワーキング拠点の活用と人的ネットワーク形成に向けて、最初の一歩を踏み出した鶴岡市由良自治会、由良自治会活性化委員会、由良温泉観光協会。地元住民と日本各地から参加したモニターのアイデアや意見を活かし、今後の活動と展開に注目したい。