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2014/09/03

【日本オラクル】IIJのSaaS型FXシステムに「Oracle Coherence」を導入し、処理性能を大幅に向上~従来比、約定スピードを約9倍に高速化

| by:ウェブ管理者
発表の概要
日本オラクル株式会社(本社:東京都港区北青山、代表執行役社長 兼 CEO:杉原 博茂、以下 日本オラクル)は本日、株式会社インターネットイニシアティブ(本社:東京都千代田区富士見、代表取締役社長:勝 栄二郎、以下 IIJ)が提供するクラウド・サービスで、SaaS型外国為替証拠金取引(FX)システム「IIJ Raptor(ラプター)サービス」の基盤にオラクルのインメモリ・データグリッド製品「Oracle Coherence」を導入し、同サービスの処理性能を大幅に向上したことを発表します。

発表内容
  IIJは独自のFXシステム開発に着手し、柔軟性、パフォーマンス、利便性を強化した
  「IIJ Raptorサービス」を2010年11月に提供開始しました。「IIJ Raptorサービス」は、
  利便性の高い「投資家向け機能」と高い管理機能を擁した「業務管理者向け機能」、
  収益を最大化させる「ディーラー向け機能」で構成され、取引所接続も含めた統合
  プラットフォームを実現しています。日経コンピュータとITproが共同で発表した
  「第8回クラウドランキング」において、連続で6回目となる「ベストサービス 特定業種
  業務向けSaaS部門」に選定された、実績あるクラウド型のシステム基盤です。

  「IIJ Raptorサービス」の基盤に「Oracle Coherence」を導入し、2013年8月に稼働を
  開始しました。「IIJ Raptorサービス」では、約定スピードの大幅な向上を目的に
  「Oracle Coherence」を採用し、従来比約9倍となる業界最高水準の約定スピードを
  実現*しました。また、「Oracle Coherence」の導入により、システムの拡張性と
  耐障害性も高めることができました。
  * IIJ調べ

  この強化された「IIJ Raptorサービス」は、ヒロセ通商株式会社(本社:大阪府大阪市
  西区新町、代表取締役:細合 俊一、以下 ヒロセ通商)のFXサービス「LION FX」を
  支えるシステム基盤として稼働しています。「LION FX」は、オリコンDD株式会社が
  実施した「オリコン顧客満足度」のFX部門で2014年度総合第1位に選出されました。
  利用者のさらなる利便性向上とサービス拡充を目的に、SaaS型の「IIJ Raptor
  サービス」をシステム基盤として導入し、約定にかかる時間を従来比、約半分の
  17ミリ秒まで短縮*しました。その後も段階的に約定スピードは向上し続け、
  2014年7月のバージョンアップでは、最速1ミリ秒、平均で4ミリ秒を達成*しています。
  * ヒロセ通商調べ

  今後、日本オラクルは、「IIJ Raptorサービス」のさらなる信頼性と処理性能の向上に
  向けIIJと協働し、SaaS型のシステム基盤としてより多くのお客さまに対してサービス
  の拡充を支えていきます。


原文はこちら
http://japanmediacentre.oracle.com/content/detail.aspx?ReleaseID=3351&NewsAreaID=2

18:01 | IT:一般
 

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