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2021/01/29

【NTTデータ】横浜銀行と開発した業務アプリケーションの他行提供について~金融機関同士のアプリ相互利用により顧客サービスエコノミーの構築を目指す~

| by:ウェブ管理者
株式会社NTTデータ(以下、NTTデータ)は、株式会社横浜銀行(以下、横浜銀行)と開発したオンラインデータ連携基盤の業務アプリケーション注1を、他の金融機関へ提供していくことを合意しました。
オンラインデータ連携基盤は、2019年3月にNTTデータと横浜銀行で構築した基盤で、外部サービスや銀行システムと容易にAPI連携できるため、新しい顧客サービスをスピーディーに開発することが可能です。横浜銀行では住所変更の諸届など既に約20の顧客サービスの提供実績があり、今回他行にその業務アプリケーションを提供していきます。
今後NTTデータは、横浜銀行と業務アプリケーションのラインアップを拡大するとともに、金融機関同士が相互利用する経済圏(顧客サービスエコノミー)の構築を目指します。また、顧客サービスエコノミーの構築に加え、金融ITオープン戦略「Open Service Architecture 」注2のAPIマーケットプレイスを充実させることで、金融機関の顧客サービスレベルの向上と業務の生産性向上を図ります。

背景・目的
コロナ禍などの環境変化による急速なデジタルシフトにより、金融機関はインターネットやスマートフォンアプリなどの非対面チャネルを駆使したサービスをスピーディーに開発し、提供することが求められています。また、より良い顧客サービスを生み出すために、バックオフィス業務の効率化や自動化の促進が急務となっています。
金融機関がこのような課題を解決する仕組みとして、NTTデータは、横浜銀行とBPM注3を用いたローコード開発で構築した銀行業務アプリケーションを、他の金融機関へ提供します。

概要
NTTデータは横浜銀行と2019年3月にオンラインデータ連携基盤を構築し、非対面チャネルでの顧客サービスを中心に業務アプリケーションを開発しています。金融機関が本業務アプリケーションを利用することで、サービス拡充やコスト削減を図れます。

外部サービスとの柔軟な連携
APIやクラウドの活用により、柔軟な外部サービスとの接続や銀行システムとの連携を実現

非対面チャネル拡充と銀行業務の効率化・自動化
ホームページやスマートフォンアプリ、店頭タブレット等のさまざまな非対面チャネルからの業務受付と、バックオフィスの効率化・自動化を実現

チャネル間での統一されたサービス
銀行業務をつかさどるアプリケーションをオンラインデータ連携基盤上に一元的に開発し、異なるチャネルからの接続を可能とすることで、チャネル間で統一されたサービス、バックオフィス業務を提供

短期間かつ低コストでのサービス拡充
開発済みの共通的なアプリケーション(本人確認機能、資金移動API等)の他業務への利活用
オンラインデータ連携基盤に業務アプリケーションやAPIを開発することによる既存銀行システム開発の極小化

横浜銀行で実績のあるアプリケーション提供
現在までに住所変更等の諸届や口座開設、融資のレコメンド・申込や当座貸越など、個人・法人顧客向けに約20の顧客サービスを実現するアプリケーションを開発(横浜銀行で、住所変更業務では年間8,600時間の業務量削減の実績あり)


原文はこちら
https://www.nttdata.com/jp/ja/news/release/2021/012801/

16:11 | IT:一般
 

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